一等星になれなかった私へ

三連休らしく予定が詰まっている…というほど詰まってもいないのだが、色々とのんびりしたいのと最終日にビックイベントである沼津日帰り旅を控えているので、放っておくとどうせまた書きそびれるだろうと思い、連休前にパソコンを立ち上げているのである。

「1軍」の奴らというと、皆さんに通じるだろうか。クラスにおけるヒエラルヒーというかカテゴライズというか、そのアレのことである。

私は友人曰く1.5軍にあたるらしい。そこまでウェイウェイしてないけど、時折ウェイウェイしたりして、キャイキャイしてる奴らと対等に張り合える割に、そこに常設されてない存在、それが高校時代の私なのだそうだ。(親友談)

そんなポジションの私が「細々と同窓会をやりたい」と言い始めたらどうなるか。当然橋渡し役をやらせやすいので、「じゃあ諸々セッティングをお願いね。」という話になってしまう。
そんなこんなで、昨年末から少しずつお目当ての人めがけて、人づてにLINE IDを辿っていき同窓会LINEグループの参加者を増やす作業をしている。

困ったことに、これがなかなか小気味が良いのだから嫌になる。昔やっていためちゃイケのpm8(番組8周年を記念して昔のことを掘り起こして大百科を作ろう的な企画)みたいな感じ。あぁダメだ。やっぱり自分はテレビの向こう側に行きたいのだなぁ。

もとい。

期せずして高校入学から20年の節目イヤーな年男・年女なわけで、同窓会を企画するのは自然な流れといえようて。そんなことを思いながら6割の楽しい思い出と4割の嫌な思い出に襲われながら、同窓会実現に向けた更なる人脈広げのため、三連休最終日に沼津へと赴くことになったわけである。(ここで冒頭の伏線を回収)

私の高校時代はといえば、彼女がようやくできかけたところで恋路を応援してくれていた男にその娘を掠め取られたり、なぜかしら心当たりのないところで1軍の怒りをかってしまい日々持ち物に嫌がらせをされたりと、まぁ一筋縄ではいかない高校時代を過ごしたわけだが、過ぎ去ってしまえば笑い話になるというのは本当のことで、全部ひっくるめて私ですけど?といったテンションで今日ものうのうと生きている。

どうせこれを読んでいるのはおじさんとおねぇさま方ばかりだと思われるので、「今君の学校生活が辛くても云々」とありきたりな感じでは締めないぞ私は。

じゃあ何が言いたいかというと、とりあえず死ななくてよかったなということなのです。生きているから今を儚めるし、過去を羨ましがれるし、未来を怖がることができるのだと、そう思うのです私は。

高校時代の友達とLINEのやりとりをして、趣旨説明をして人脈を広げていく中で、ふと「高校時代の自分に今の自分を見せたらどう思うだろうか」と思ったことがある。

お前、なんだかんだで言われてたとおり仲間内で一番初めに結婚するぞ。
お前、なんだかんだで東京23区内に庭付き・駐車場つきの戸建買うぞ。
お前、一人の女の子の親になるぞ。そんでなった2年後離婚するぞ。
お前、財産分与をきっかけにヤケになって結構いい車買うぞ。
お前、正体不明の病気にかかって累計2年強仕事休職することになるぞ。
お前、いよいよ生活が立ち行かなくなった時にサラ金の審査を軽い気持ちで受けてそれから毎日「金借りませんか」の鬼電くるようになるぞ。(←なう)

ここからは高校生の私の気持ちになって書いてみよう。

勉強してもどうにも回避できないことばっかりじゃねぇか。
結局人生なるようにしか人生ならないってことね、オーライ。

あれ、たった二つしかセンテンス出てこなかったな。もう一個くらいなんかないかなと今の私が急かしてみる。すると

「なんだかんだで面白そうな人生じゃない。楽しみにしとるわ。」

という文章がポッと頭のなかに出てきて、タイピングしていた。

大丈夫、私はどこかの1軍じゃなくたって、面白い。
面白い人生を歩む私を、誰かに、あなたに届けることが面白い。

それを確認して、実感するために、これを書いてるし、またラジオを始められないかと画策し機材の相談を技術担当にしたりしているのだろう。

いわゆるAdobe税を払ってしまった(まさか払うことになると思ってなかった)ので、使わにゃ損損の気持ちで、ごりごりクリエイティブクラウドしていきたいものだなぁ。

なんだか恥ずかしいことを書いてしまったので、当たり障りのないことを書いて締めるのでした。いやー、でも日曜日の沼津行き、楽しみだ。

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