カラカラ

収録をね、したんですよ。第5回。録ってあるんです。あと編集してアップロードしてポチッとするだけなんですよね。

私ね、いつも編集に入る前にほわーっと喋った内容を思い返して、「あそこは生かしだな」とか「あれは忘れずに切ろう」とか完成予想図を思い描いてから作業に入るんです。私はね。

そこへきて今回録った素材がね、どこにも使い所がないというか、魚捌いたことない人に鯵渡して「三枚におろして」って言われてるかのような状態のもののような気しかしなくてですね。作業に入れずにいます。

そりゃまあ切って貼ってでなんとか形にすることもできなくもないんですよ。長い事やってますから。ええ。
そこへきて困ったことにですね、体調が非常に芳しくないと言うか平たく言ってしまえば"呼吸してるだけの何か"としか形容できない状態が続いてまして、さらに噛み砕いてしまえば、凄まじいほどの自己嫌悪と消滅願望が油断すると押し迫ってくるわけなんですね。困った困った。
精神的なものだけならまだしもね、手の震え等々「いや、君調子悪いよ?」と身体の全てが物理的症状を伴って訴えてきてまして、今これスマホで打ってるんですけどもココまで打つのに小一時間かかるくらいキーボードのフリックにすら安定感がないんです。参った参った。
そんなこんなで、「世の中で一番滅んでしまえと思ってる人の声を番組の形に構成していけるレベルまで聴き込み、キレイな三枚おろしにしてお届けする」というのはちょっと…じゃなくめちゃくちゃムリなお話でございまして、なんか本当にごめんなさいなのです。

楽しみに待ってるよって人がいるのかすらよくわかりませんけども、とりあえず現状だけはお伝えしておく必要があると思ったのです。

それでもね、あの人もあの人もあの人だってね「生きろ」と、「生まれてきてくれてありがとう」と言ってくれたからね。もうちょっとだけ生きてみますよ。

ラジオやりますからね。それが私のロックンロールだからね。死んで花実など咲くものかということでね。生まれてきてくれてありがとうとあの人が言ってくれたからね。
皆様におかれましてはちょっとお待ち下さいね。

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