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1970年代紹介楽曲

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1970年代でokaが紹介した楽曲です。
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2023年6月の記事一覧

Larks' Tongues In Aspic, Part II / King Crimson(1973)

Larks' Tongues In Aspic, Part IIはKing Crimsonの楽曲で、アルバム『Larks' Tongues In Aspic』に収録されている。 即興演奏の名曲緻密な雰囲気と同時に臨場感のある、このハードな楽曲はプログレッシブ以外の表現方法が思いつきませんが、ほかに類を見ない雰囲気なのは間違いないと思います。 とにかく一度聴くと癖になりますね。ボーカルは全くありませんが、すごい1曲だと感じます。 アルバム『Larks' Tongues In

ガンダーラ / ゴダイゴ(1978)

ガンダーラはゴダイゴの楽曲でシングル、アルバム『西遊記』には英語バージョンで収録されている。 邦楽の金字塔J-POPという言葉が生まれるだいぶ前の楽曲ですが、ゴダイゴという英語詩で勝負するバンドのアンニュイな雰囲気がよく出ている1曲だと思います。 ガンダーラについつい行ってみたくなる浮遊感はたまりません。サビも一緒に歌いたくなります。 アルバム『西遊記』楽曲リストドラマにも使われたガンダーラですが、アルバムのそうなんですね。聴いたことがないので聴いてみたいと思います。

Autobahn / Kraftwerk(1975)

AutobahnはKraftwerkの楽曲でシングル、同名アルバムに収録されている。 電子音楽を世界に流行させた名曲エポックメイクといっても過言ではないですが、電子音楽とポップスの融合という観点でこの曲は歴史に名を刻んでいます。 個人的にこの曲の大きな魅力は、電子音楽の実験的な雰囲気ではなく、牧歌的な雰囲気と自動車という我々の良い生活を指し示しているような雰囲気だと考えています。20数分という長い曲ですが、自動車に乗っているちょうどよい時間もそれくらいだと思います。 アル

中国女(La Femme Chinoise) / Yellow Magic Orchestra (1978)

中国女(La Femme Chinoise)はYellow Magic Orchestraの楽曲で、アルバム『Yellow Magic Orchestra』に収録されている。 初期の名曲にしてスタンダードとなった曲この曲はポップな表面とは裏腹に無機質な雰囲気があって、その逆も言えるような不思議な感覚に襲われる楽曲です。ギターは高中正義さんだそうです。途中から入るボーカルは高橋さんですが、このマッチ感は本当に見事です。 スタンダードと書いたのは、無機質のスタンダードがここにあ

I've Seen all Good People(1971) / Yes

I've Seen all Good PeopleはYesの楽曲で、アルバム『The Yes Album』に収録されている。 牧歌的な楽曲に軽快な展開この曲との出会いはYesのライブでした。実はThe Yes Albumを聴いたことがなかったのですが、こちらの牧歌的な雰囲気が漂う感じがとても好きです。コーラスワークもとても美しく、プログレ路線が極まれるのちのアルバムにも通ずるところがまたかっこよくもあります。 アルバム『The Yes Album』楽曲リストこれもとても名