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【もっと深く検査する重要性】治療・アプローチポイントを絞り、方針を明確に決める考え方と具体例

更新内容

2017/8/2:読みやすくしました。LINE@での相談の合言葉を追加しました。価格を変更しました。


今回の内容は治療方針やアプローチポイントの考え方で悩んでいる人に向けて、中堅柔整師の僕が普段からポイントを絞る為にやっているテスト方法やその考え方をまとめました。


購入者が10人を超えるまではこの価格ですが、10人超えたら値上げをしますので、ご理解ください。


また、無料の概要を読まれていない方は一度ご覧ください。
普段の治療・施術からスポーツ障害まで対応できる身体のみかた・考え方の概要

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例えば野球肩でも人によって痛みの原因って違うし、腰痛だってそう。
ある程度のパターンはあるけど、そこから実際に絞るのは僕たちの仕事となります。
このテキストは「このケガはこう」と言った案を提供しているわけではなく、正解へ近づくための考え方を提供しています。
そのため全ての答えを求めている人には向かないので、購入はおすすめできません。
反対にこんな人は是非購入をしてみて下さい。
●治療・アプローチポイントが絞れない。
●効率よく治療をしたい。
●手っ取り早く変化を与えられるようになりたい。
●患者に今からする治療に信ぴょう性を持たせ、理解してほしい。


はじめに

このテキストはアナトミートレインや運動連鎖の要素が含まれ、具体的な治療例を載せてありますが、一番の目的は考え方を学んでもらうとこにあります。
その考え方を見につける事で、単一なセミナーへ行くよりもあなたの治療の選択肢は増え、効果も出せるはず。
これは「基本だけどゴール。 あらゆる治療に応用ができる、身体の考え方」と一緒に実際に僕も現場で使っている検査・治療方法となります。

ここで説明する具体例
①バドミントンをやっていて肩甲間部が痛くなった人へのアプローチポイントを探る方法(別の有料ノートで公開している内容と一部かぶります)
②野球で肩が痛い人への痛みの原因を探る方法(首の治療で痛みが減るケースも紹介)
ここでは上記の例を出しているので、実際にポイントを確認して下さい。
そして今回の内容に共通する大切なことは「疼痛を誘発することと、疼痛を除去すること」です。
ただ先に断っておきますが、何をやっても痛いって時は患部の炎症がある可能性が高いので今回の条件には当てはまらないので注意して下さい。
では具体的な治療方針、治療ターゲットを決める考え方を解説していきます


治療ターゲットとは

そもそも治療ターゲットとは僕が勝手に考えているもので、別にセラピストの中での共通言語ではないことを理解して下さい。
治療ターゲットを明確に決まる事ができれば治療方針がスムーズになり、施術に入る前のあたふたしたロス時間が減ります。

治療するターゲット(部位など)を決めるために必要なのが「疼痛誘発と疼痛除去」の2つ。


疼痛誘発について

疼痛誘発はその名の通り「どうやったら痛みが出るか?」を考え、誘導すること。

そもそも僕たちが行う徒手検査はほとんどがこれで、痛みを誘発して損傷部位を特定のするというものになります。

「何をすると痛いのか?」を患者(またはクライアント。ここでは患者として表記します)とセラピストの双方が理解しておく必要があります。

”投球時、コックアップモーションからアクセレレーションへの移行時に肩の前に痛みが出る”、”バドミントンでフォロースルー時に肩甲骨の内側に痛みが出る"など、まずは必ず痛みが出る動作を明確に理解する必要があるのです。
そしてセラピストは更に具体的にどの動作で痛みが出るかを専門的に理解することが大切です。

例えばコックアップからアクセレレーションへの移行期の肩の前の痛みは、なんらかの理由で肩前方へ伸張性のストレスがかかっている可能性があるな。
バドミントンで肩甲骨の内側の痛みは僧帽筋か菱形筋かに遠心性のストレスが過度に働いている可能性があるな。など

そして

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