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4/28 天皇賞春 全頭診断!古馬最強ステイヤーは誰だ?帰ってきたステイヤーかハイレベルな菊花賞馬か?

おはようございます。こんにちは。こんばんわ。

今回4/28京都競馬場で行われる天皇賞春の全頭診断を誠心誠意執筆しました!

日曜には枠順と展開を考慮して、最終結論を書きたいと思います。

帰ってきたステイヤーテーオーロイヤルか、ハイレベルな菊花賞馬ドゥレッツァの2強ムードです。

ではいきましょう!


1.サリエラ


<前走>
2/17 ダイヤモンドS 3400m 阪神 2着
スタートはまずまず、4番手を確保するとスムーズに進めていくと、直線で伸びて、テーオーロイヤルと併せ馬となり2着でゴール。

直線で長くいい脚を使い、初の長距離でも対応することが出来たことは評価出来る。

ただ斤量の恩恵を受けていたことを考えるとサリエラより3キロ重いテーオーロイヤルの方が評価出来る。

毎回レースで堅実な脚を使えることが非常に魅力的であるが、牝馬が天皇賞春で好走できていないことが大きなマイナス材料。

生粋のステイヤーでもないことと、好走の多くがルメールJであることを考えると(武豊Jへの乗り代わりでマイナスにはならないが・・・)本命にはできない。

どんな舞台でも堅実に脚を使えるので、余裕があれば、紐には入れておきたい。

2.ヒンドゥタイムズ(除外)

ここでは実力が足らない。
メンバーレベルが格段に上がることを考えれば、強調要素はない。

3.プリュームドール



前走阪神大賞典ではスタート後内の位置を確保し、直線で真ん中に進路をとり、末脚を伸ばしてきました。

もう少し前の位置で競馬出来ていれば、3着を取れていた可能性はあります。

万葉ステークスはそこそこのスタートであったものの、最後方からの競馬、4コーナーで外に出し大外から追い込みをかけるも、後方待機したことが痛かった、届かず6着。

3走前のステイヤーズステークスは先行集団へスッとつけて、前半は息をつけ控えて、外に出し差し足を伸ばしシルバーソニックの2着。

評価出来るポイントはあるものの、レースレベルも上がるので、紐まで、もしくは消し。

4.ワープスピード



<前走>
3/17 阪神大賞典 3000m  2着
スタート後はスムーズに追走し、中団後方の内側を選択、向こう正面で内側をするする上げていき、直線で外に膨れたが、内をついて2着で入線。
内前裕利であったことを考えると川田Jの好騎乗であったと考えています。

2/17 ダイヤモンドS 3400m 東京 3着
スタート後、そこそこの出で先行集団につけるも若干下げて中団後方。
テーオーロイヤルが抜けた位置から直線抜け出し楽に直線に進めたので、展開有利を受けた。距離的には合っているがそこまで評価できる内容ではない。

前走の2着が非常に人気する要素になるが、展開有利の差が大きいと考えている。
1ヶ月の間に二度の輸送があることと、長距離戦を2戦連続使っていることを考えると状態面の不安は拭えない。
ですがテーオーロイヤルと差のない競馬を続けており、力の差はそこまでないと考えています。
本命には出来ませんが、紐では抑えたい一頭です。

5.ブローザホーン

<前走>
3/17 阪神大賞典 3000m  2着
スタートは勢いよく出て、内の位置を取ることが出来、直線で外に出し、長くいい脚を使い3着で入線。
外の進路から伸びてきたことは評価出来ると考えています。

日経新春杯は、先行集団で待機、坂の下で先行集団との距離を詰めると、じわじわと距離を詰め、押し切り勝ちサヴォーナと共に他馬に比べていい競馬を見せた。
コンスタントに安定した結果を残している。

特に馬場が渋れば本命を打ちたいと思える程の一頭です。
京都外回りの経験もあるので、適性を疑う必要もないでしょう。
必ず紐に抑えましょう。

6.ディープボンド

<前走>
3/17 阪神大賞典 3000m 阪神 7着
スタートを決めて外枠から早めに先行にとりつき、外目3番手を確保。
しかし直線で伸びを欠き伸びることは出来なかった、外目を常に回らされたが、得意の阪神コース・得意の渋った馬場だったにも関わらずこの出来であったことを考えると衰えを感じさせるを得ない。

2023年 12/24 有馬記念 2500m 15着
スタートから先行出来ず後方集団で競馬を進めることに。
切れ味があるタイプではないので、直線でもいいところが見せることが出来ず、15着と大敗。

昨年の天皇賞春でも2着・3年連続天皇賞春で2着という偉業を達成しているので、長距離実績・京都実績共に文句ない馬です。

ただ、近走の出来から考えて評価しづらい。

内枠に入って、楽に先行出来るのであれば、紐に抑えたいとは思いますが、本命にはできない状態です。

7.タスティエーラ

<前走>
3/31 大阪杯 2000m 阪神 11着
いい位置取りが出来てい他にもかかわらず、要因がわからないほど、直線で伸びることが出来なかった。
前走をどう考えるのかと言うことは今回の鍵になりそうです。

2023年12/24 有馬記念 2500m 中山 6着
まずまずのスタートを決めると、ソールオリエンスの1頭前の外目を確保し、中団の外を追走。
直線ではジャスティンパレスと接触する不利があり、内のスルーセブンシーズと挟まれ手綱を引く大きな不利があったにも関わらず、現4歳世代で最先着の6着という結果は着順以上に評価に値する。

2023年10/22 菊花賞 3000m 京都 2着
適正外に等しい3000mのレースで、ルメールJが神がかり的な騎乗をしたドゥレッツァの2着と破れるも、地力の違いを見せつけ直線でも伸びてくるスタミナ・持続力を見せた。

2023年5/28 日本ダービー 2400m 東京 1着
ゲートを決め、先行集団5頭目での競馬を選択、道中はやや外を回されるものの、直線では逃げ馬を交わし、差し勢の猛追を受けるものの、先行勢として唯一の馬券内。
直線スムーズに伸びてこれたことも味方しているが、ダービーでこの勝ちっぷりは素直に評価を上げたい。

大阪杯の負けだけを見ると、今回のレースでは買えない。
ただ、今回の舞台と言うことを考えると前走は度外視してもいいのではないでしょうか。

本質的にはステイヤーではないですが、菊花賞で見せたレースぶりを考えると、同じ京都3000mの舞台であれば勝ち負け出来るレベルであると考えています。

しかも菊花賞を騎乗したモレイラJに戻ることを考えれば強調材料はあると考えてもいいと思います。

前走の負けでオッズ妙味がでるのであれば本命としたいところですが、うーん2強の方が上手じゃないかなと思いますね。

紐までかなと考えています。

8.ゴールドプリンセス


<前走>
2/25 松籟S 3000m 阪神 1着
スタート良く出たものの控えて、中団外目で競馬、3コーナーあたりで仕掛けだし、4コーナーでは大外に出し、先行勢を捕まえ1着でゴールイン。
時計のかかる重馬場で長くいい脚を使えたことは非常に評価出来る。

初の重賞挑戦となるが、タイム的にも優秀な時計を出せているのでここでも一発あってもおかしくはない。
レースレベルが格段に上がることは割引になるが、余裕があれば紐に入れてもいい一頭。

9.シルヴァーソニック

<前走>
3/17 阪神大賞典 3000m 阪神 11着
スタート良く出たが中団の外目を追走、4コーナーでずるずると位置を下げていき、評価を下げざるを得ない一戦でした。
長期の休み明けということもあり、度外視する要素もなくはないですが、少々負けすぎかな思います。

2023年4/30 天皇賞春 3200m 3着
スタート勢いよくでたが、後方で待機、アフリカンゴールド・タイトルホルダー・アイアンバローズの刻むペースの中後方から一気に末脚を伸ばし見事3着、衰えを感じないレースっぷりを見せた。
特に直線での伸びは素晴らしいもので、馬券になった3頭の中で最も後ろの位置から伸びてきていることを考えると、非常に強い競馬だったと思います。

ステイヤーズステークスではゲート出がよく中団での競馬をし、内をロスなく回し内をすくって直線で差し切り勝ち。

海外の長距離レースでも好走しており、間違いなく今回のメンバー実力上位。
昨年好走しているので、コース適性的に問題ないと思うが、不安点は年齢による衰えでしょうか。
デムーロJに乗り換わることを考えると好材料ではあるが、全盛期ほどの出来ではない。
紐まで。

10.サヴォーナ

<前走>
3/17 阪神大賞典 3000m 阪神 6着
スタートを勢いよく出て外目の6番手を確保、直線で行き脚を見せたものの、挟まれる不利もあり、伸びきれず、6着で入線。
常に外を回す競馬となり、直線での不利などは考慮したいと考えているが、少し負けすぎの印象で、評価を下げるべきと思っている。
渋った馬場でエンジンがかかるのが遅かったことも影響したか。

1/14 日経新春杯 2400m 京都 2着
スタート後、外目の枠から行き足を促して先団の4番手を確保。
澱みないペースを先行集団に取り付き、うちで溜めて直線でもいい競馬をした。
持続力勝負のレースを前目で競馬して残したことは評価できる。

菊花賞では後方から中団でまくりその勢いのままに直線でいい脚を持続して使えていた、3着との着差はほとんどなく評価出来る内容。

ただ、4歳牡馬が古馬になってから軒並み負けておりその中の上位のソールオリエンス・ドゥレッツァ・タスティエーラに負けているので、今回は若干評価を下げたい。
古馬になってからの阪神大賞典でもテーオーロイヤルに大差をつけられ負けていることを考えると、実力は劣ると思います。
実績的に上位候補かもしれませんが、紐まで。
なおかつ良馬場でなければ消しの一頭。

11.マテンロウレオ


穴人気しそうな一頭ではありますが、大幅な距離延長は歓迎ではないでしょう。
全盛期は過ぎている印象もあるので、今回は消し。

12.ドゥレッツァ


<前走>
3/10 金鯱賞 2000m 中京 2着
2024年始動戦となった一戦、内からスタート若干で遅れ中団で競馬、道中プログノーシスに内を取られ、直線進路なく追い出しが遅くなったが、外から末脚を伸ばし2着。
59キロの最重量を背負いながら、2着にきたことは評価出来るでしょう。

2023年10/22 菊花賞 3000m
外枠からカカリ気味に押して、一時ハナに立ち、向こう正面でハナを譲り行きを入れながら内でロスなく回してきた。
直線では伸びて差し有利の展開の中、内前にいながら圧勝する驚異的なレースでした。

正直軽視しようと思っていました。
菊花賞は本物のステイヤーが勝つわけではなく、素質や京都適正が重要になってくるため、今回本物のステイヤーが集まる天皇賞春では足らないと思っていましたが、前走の金鯱賞の出来が良かったので、評価を上げざるを得ません。
今回テーオーロイヤルとの2強となりますが、見劣りしません。
ローテ的にはテーオーロイヤルに疲労がたまっていると思いますが、ドゥレッツァは万全の体制で挑めることを考えると、コンディション面ではこちらが優勢でしょうか。
1番人気となると思いますので、妙味は薄いですが、絶対外すことは出来ません。
本命にしても問題ないと思います。

13.スカーフェイス


ここでは実力が足らない。
メンバーレベルが格段に上がることを考えれば、強調要素はない。

14.テーオーロイヤル


<前走>
3/17 阪神大賞典 3000m 阪神 1着
ゲートを出てからスムーズに内の4番手を取り、徐々に位置を上げていき、直線でもスムーズに伸びることができ、0.8秒差の大勝。
しかし、展開・馬場が向いたこの結果であるため、着差ほど評価を上げることは出来ないが、強さを発揮したことは間違いない。

2/17 ダイヤモンドS 3400m 東京 1着
ダイヤモンドステークスは馬なりに出て先行集団で楽に追走、スローペースで1周目の正面を過ぎる5番手で隊列を固めると、直線でスッと外へ出し、馬なりのまま坂を上ると鞭を入れてからの加速がつき、サリエラを直線で交わした、58.5でサリエラに勝ったことは非常に評価できる。

3走前のステイヤーズステークスはアフリカンゴールド・アイアンバローズが飛ばし、アイアンバローズが大逃げ、ペースの中先行集団で競馬。
マイペースで競馬して4コーナーにかかるところで、行き足をつけ、アイアンバローズには届かなかったものの、惜しい2着。
前壁がなかったため直線は楽だったが、いい末脚でアイアンバローズに迫った。

今回の主役はこの馬でしょう。
ただ各所で指摘されている通り、初めての京都コース・過酷なローテーションを組まれていることが状態面に陰を落とすのではないかと見られています。
当日の状態面が問題なければ間違いなく好走すると考えています。
阪神大賞典も強かったですが、ダイヤモンドSが特につよかったです。
今回出走するサリエラに3キロ・ワープスピードに2キロ重い状態で勝てていることはかなりのステイヤー適正を感じさせます。
奇をてらってこの馬を外すことは出来ません。
本命候補。

15.メイショブレゲ



ここでは実力が足らない。
メンバーレベルが格段に上がることを考えれば、強調要素はない。"

16.チャックネイト


<前走>
1/21 AJCC 2200m 中山 1着
ゲートないで若干暴れる面を見せたが、タイミング良くでて、外目から3番手の位置につけることが出来ました。
常に外を回す競馬で前総崩れの中先行勢から1着にきたことは非常に評価出来る内容でした。
道悪の中、タイム的にもほとんど12秒台を記録するスタミナのいるペースであったにも関わらずこの内容は非常に素晴らしいです。

2023年11/5 アルゼンチン共和国杯 2500m 中山 3着
スタートを決めるが位置を下げて、中団で競馬、直線でスペースのない状況から外から伸びて3着同着。
外差しが顕著に出ていたことを考えると着順ほどは評価出来ない。

3000m超えのレースが初めてであることと京都コースが初めてであることが割引材料となるが、中団・先行問わず長くいい脚を使えるタイプなので今回の舞台でも穴を演出する可能性がある。
メンバーレベルが格段に上がるので本命にはすること出来ないが、馬場が渋れば馬券内にきても不思議ではない。
紐で抑えたい一頭。

17.スマートファントム


レースレベルは格段に上がるものの、前走内のラインを通って直線間を縫って伸びて1着と言うことは評価出来る。
2走目も外に膨れながらも堅実に脚を使い、1着と言うことで、近走のできは非常に良いと考えています。
毎レース上がり3ハロン堅実に末脚を使ってこれる強調材料もある。。
ただ、レースレベルが格段に上がることや、初めての京都での競馬、長距離レースということを考えると人気通りの評価になります。

馬場が渋れば薄くチャンスはあるかもしれないが、本質的には消し。

18.ハピ

前走初めての芝コースを走ることとなりましたが、直線で不利を受け伸びれなかったことが敗因でしょう。
芝での底は見せていないものの、やはり芝二戦目で天皇賞春では能力足らないと思います。
OPやG3であれば面白い存在となると思います。
今回は消し。

以上です。

枠順発表後の現時点での評価は以下の通りです。

A評価

ドゥレッツァ

B+評価

テーオーロイヤル
ブローザホーン

B評価


チャックネイト

B-評価

サリエラ
プリュームドール
タスティエーラ

本来チャックネイトをB+に入れようと思っておりましたが、外枠すぎかなと思いますね。

春の盾はだれの手に・・・?

では、また!


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