見出し画像

私が就活生や若者応援ポストする理由

主に生い立ちに根源があります。

私が4才の時に実父が脳溢血で急死。その2年後、姉と私、妹の3人の子供を育てるために母は再婚。義父にとって実の子じゃない私たち兄弟は義父から随分苛められました。特に私は同性(男)だったので目の敵になりました。一例を挙げれば、義父は仕事に行く前に冷蔵庫の牛乳(残り量)をチェック。帰宅後、牛乳が減ってると「誰が飲んだんや!」と怒る。新しい服を買ってることが分かると「贅沢させんなや!」と激怒。とはいえ、日に日に体は大きくなります。母からジャスコのバーゲンで買ってもらった新しい服を昼間は喜んで着てても夜には義父には見つからないよう慌てて箪笥の奥に隠していました。食費と生活費以外のお金は義父の趣味だった車や賭け事(競馬、競艇、パチンコ)に消えていきました。賭け事には私も一緒に連れていかれてました。競馬(淀・阪神)、競艇(住之江)のゴール前の観衆の怒号、負け券が紙吹雪のように舞ってました。地面は負け券とたばこの吸いだらけ。まだ火が点いた状態で捨ててるからこけた時に火傷したこともありました。パチンコに連れていかれた時は専ら玉拾い要員です。大人やと店員から注意されますが子供には何も言われなかったから店内ぐるぐるとにかく椅子の下に目を凝らしながら回って集めたパチンコ玉を義父の玉箱に入れてました。そんな日常生活が十年弱続きました。本当に経済的に苦しかったので一時期生活保護を受けていたと思います。市役所の民生委員?が定期的に家に来られてましたから。民生委員さん来る日は朝から緊張感が家の中にあってソワソワ。子供ながらに「大丈夫かな?継続されるかな?問題なしでお願いします!」って心の中で願ってました。そんな子供時代、私が幼い頃から義父に言われ続けた台詞。「お前は穀潰し」「お前はこの家の癌や」(→この言葉は私の自己肯定感を粉々に破壊する十分でした。)いつもお金のことで夫婦喧嘩が絶えない家庭。文化住宅(ボロアパート)には私が高校2年まで住みました。夏になると筒式ボットン便所の筒下から何十匹ものウジ虫がよじ登ってくる、アンモニアの鼻をつく臭い、臭さも極まると目が開けてられないほど痛いんです。部屋の天井から蚤が落ちてくる、学習ノートに落ちてきた蚤を物差しで潰していました。人間の指では皮膚が柔らかくて蚤はつぶれないから。夫婦喧嘩は取っ組み合いも珍しくなかった(仲が良いのは毎月25日給料日だけ)。母が父に包丁を向けていた姿が目に焼き付いています。義父に殺意を抱いたことも一度や二度ではありません。「中学出たらすぐ働けよ!」繰り返し義父から言われ続けました。でも私は大学に行きたかった。そして、母と姉のおかげでその願いは叶えられました。2浪1留してしまいましたが。。

1994年4月、社会人としての人生をスタートし今年2024年3月で丸30年の節目を迎えます。今の私があるのは「母の愛」「姉・妹の存在」「妻の支え」「4人の子供たちの存在」、お世話になった多くの皆様、そして、神様の憐みのおかげです。

~~~~~~~~~~~~~~~~
2020年10月から、なぜ、私が就活生応援Xを始めたか?私の生い立ちに関係があるので紹介しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~

つまり、世の中には自分の力ではどうしようもないことがあり、そのことで長年にわたり苦しみ続けることがあります。

私は社会人30年、うち人事(採用)として22年の経験があります。その間、実践で得た経験知見を余すことなく、迷い苦しみの中にいる就活生や20代の若者へのエールとして発信したい。これが2020年10月~就活生応援Xを始めた動機です。
〈さいごに〉会社説明会で良い話ばかりして入社したら全然違う、こんな筈じゃなかった等のミスマッチで早期に退職する、こんなことも世の中には沢山あります。だから、そんな会社に騙されないで下さい。そんな会社に引っ掛からないで下さい。甘い言葉は要注意。会社の知名度やだけに目が眩むのも危険です。

そのために自分をアピールする武器と共に、良い会社を見極める武器も必要なのです。それらを日々ポストしていますから参考にして下さい。

私は会社の管理部門(人事含む)としての本業で給与を得ているので、就活生応援活動は完全ボランティアです。偉そうな言い方すれば、社会へのご恩返しのつもりでやっています。

最後までお読み下さりありがとうございました。就活生の皆さんが、悔いのない就活ができますように。20代の若者の日々の仕事が前向きに心豊かに送れられることを心から願っています。心身ともにしんどい時は無理せんと休んでや!心身の健康が一番大事やからな。命に勝る仕事なし!やで。

私の拙いポストがその一助になれば幸いです。これからも全力で応援していきます。心から感謝します。

私、一応?クリスチャンなので
私の好きなみ言葉を2つご紹介します
「苦しみにあったことは、私にとって幸せでした。それにより、私はあなたのおきてを学びました」(詩篇119:71)
「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」
(イザヤ43:4)

〈追伸〉大きな愛で育ててくれた母も24年前に58歳で他界し、義父は今も存命しています。今では別人のように心が丸くなった義父。冷静に考えれば義父の存在がなければ兄弟3人が同じ屋根の下で暮らせることもなかったでしょう。正直、複雑な心境は残っていますが、今では義父にも感謝しています。先日(3月13日)、数年ぶりに大阪で姉妹と3人揃って両親のお墓参りができ心から感謝でした。(了)
2024年3月17日 
清水 知之(しみず ともゆき)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?