娘が初めて防犯ブザーを鳴らした日。

みなさんこんにちは！お受験ママ星人です！

タイトルだけでセンシティブ表示されそう
（そんなことないだろ）

Instagramでちょこっとだけ書いたのですが。

お受験とは関係ない部分が多いし
見る事で不安感が強まる方も居るかも…と
こちらで希望の方だけ見られるようにしました。
（いや本当は危機回避のために周知したいんだけどさ）

Instagramでお伝えした通りなんだけど、
娘が防犯ブザーを鳴らした時の話を。

そして先に言い訳をします！（すんな）
私の行動は、絶対にやってはいけないもので
警察の方からも
【え？わたし犯人だった？】くらい
しこたま叱られております！

でも、（ここからが言い訳本編）
私の過去の経験から【証拠】に対する
熱量が異常だったということを
ご理解いただければ幸いです。
（でも絶対ダメ）

と言うのも私、
【遠い昔、遥か彼方の銀河系で…
くらい昔に
（元ネタみんなわかるかな…そう、父親がダースベイダーだったあれだよ…）
ストーカー被害に遭ったことがあります。

先にしっかり、きっちり、きちんと、
めちゃくちゃ！（しつこい）説明しておくと

私はその辺に居るフッツーの女です。
特段美人、可愛い、ということでは
一切！本当に一切！ありませんッッ！
自信を持ってお伝えします！
（そんなことに自信持つな悲しくなるわ）

ただ、今より10キロ以上は細かったし
（今年の目標＝痩せる！）
（と、かれこれ10年は言ってます。意志弱。）
何より！若かった！

そう、若い女性というだけで狙われるんですよね…。
当時はキャピキャピのJ Kだったので
（今時言わないらしいねJ K）
ストーカーについても

自転車置き場でよく見る人だな〜
帰宅時間が同じなのかな〜
くらいにしか思っていませんでした。（アホ）

ただその人が居る場所が
段々近付いて来ていることに気付き、
さすがにおかしいな？と思ったものの
危機感は持ってなかった。（アホ）

結局、スーパーストーカーになり（強そう）
駅の駐輪場では、自転車に物を入れられ…
声をかけられ。
（この時点でもう警察に相談しなさいよって話）

家を出たら目の前に居て
警察を呼びました。（普通に考えてヤバいな）

似顔絵を作ってくださったり、
パトロールを強化してくださったりと、
手を尽くしてくださいましたが
犯人は捕まりませんでした。
（今みたいに防犯カメラが至る所に付いている時代でも無かったし）

その時に【証拠】の大切さを感じました。
自転車に乗せられたものも、
あまりにキモくて捨ててしまった。
それも良くなかった。

と、いう経験があって
今回の【と、とにかく証拠を…！】という
発想になったのでした。
（理由は何にせよダメな行動だったけども）

と！盛大な言い訳をぶちかましてから
娘の話に入ります。
（長いわ。もう飽きたわ。）

個人の特定のできない範囲で
出来るだけ忠実に当時のことを書きます。

ここから先、楽しい内容ではありませんので
各自のご判断でお進みください。
（いきなり真面目）

これは本当にあった話です。
同じことが起きた時に、
誰かの役に立てたら良いなと娘が考え、
周知を許可をしてくれた内容になります。

その気持ちを無にしないためにも
個人の特定や、娘の対応に関しての
誹謗中傷はお控えください。
そういったことが一件でも起こった場合、
今までの投稿やInstagramは全て削除し
今後情報発信は一切行いません。
（私のことは良いけど、娘のことは許さん）

その日、私は珍しく在宅ワークでした。
また、実母が珍しく我が家に居ました。
（娘を一緒に迎えたい、と居ました。）
（のちに、虫の知らせだったのかしら…と母は言うてた）

娘の位置情報は常に分かるようにしているので
その日も下校時刻付近になると
いつものように確認をしていました。

いつも通りの帰り道、帰り時間。
いつも通りの最寄り駅からのバス。

あ、そろそろ着くな。と
普段通りに思っていました。

私は在宅ワーク日は、たとえ授業中であっても
離席して玄関前まで娘を迎えに行っていました。
（もちろん会社・生徒・保護者に許可を取って、その分の時間は補填しています。）

その日は授業中では無かったんだけどね。

いつも通り位置情報を見ていると
娘が自宅の1番近くのバス停で降りていない。
見てみると、一つ先のバス停まで乗っている。

この時に若干ザワっと気持ちが落ち着かないのは
有りましたが、
それでも一つ先のバス停で降りたことが確認でき
【お友達と帰ってて、一つ先まで乗ったのかな】
【ウトウトしちゃって、降りるの遅れたかな】
などと考えていました。
（過去にあった）

そんなことを考えながら、
玄関を出ると聞き覚えのある
ビービーという警告音が聞こえてくる。

うちの子の防犯ブザーの音だ！
とすぐに分かったので、
鍵もかけずに走り出しました。
（だからこそ、防犯ブザーの音を知っておくことは必要だよ）

すると、防犯ブザーを鳴らしながら
半泣きの娘が全力で走って
こっちに向かっている。

そしてその後を60代〜くらいの男性が
娘を追うようにして小走りで追いかけている。

瞬間的にパニックになりつつも
『おいで！』と大声で叫び
（この時に名前など迂闊に呼ばなくて良かった）
娘を捕まえると、
それに気付いた男性が走るのをやめた。

とにかく娘を家に！と
家の中に押し込めて、娘に話を聞くと

『バスが空いていたのに、2人席の隣に座って来て嫌な感じがしてた』

『着いて来られたら嫌だから、一つ先のバス停で降りた』

『同じバス停で降りられて、話しかけられた。』

『家まで送ってあげる、家はどこ？可愛いね。と言われた。』

『断って走ったのに、追いかけて来たから鳴らした！』

と泣きながらも状況を正確に話してくれたので
祖母に娘を託し、
絶対に鍵を開けるな！窓も施錠確認！
警察と言われても私がいなければ開けないで！
警察に通報して！

とだけ言い残して外へ。

※ここから先は絶対に真似しないでください。
絶対に外に出ないですぐ通報し、警察を待ってください。

そして家の前に出ると、
数十メートル先の通りの向かい側で
物陰から我が家を見ている先ほどの男性。

※何度も言いますが、絶対に真似しないでください。

その男性を黙認した瞬間、
携帯の動画を回しながらダッシュした私。
（絶対やめろ）
私に気付いた男性も走って逃げるものの、
私の方が速い。
（私の方が若いのだ！）
（そして実は学生時代は校内マラソン大会では必ず優勝していたのだ！）
（なんだその情報。）

追いついたところで
ぶん殴りたいのを抑え
非常に大人な対応で
【うちの娘に何かご用ですか？】
と聞く。

そうすると、しどろもどろになりながら

『別に何でもない』
『何もしてないだろ』
『そんなの答える義務は無い』

などなど。
明らかに不審な回答。

【失礼ですが、この辺りにお住まいですか？】

と聞いても
『うるさい！答えない！』

などと会話にならず。

そしてここからが衝撃の行動。

押し問答を繰り返している中で、
パトカーのサイレンが聞こえてくる。
恐らく実母が呼んだ警察の方だな、と
来る方向を一瞬見る。

そしてまさかの

この一瞬の間に

男性、逃げる。

と言っても、走って逃げるとかじゃないの。
走って逃げるなら
また追いかければ良いだけなんだけど
（だからその考え方やめろ）

なんと、私がパトカーの方を確認した
その一瞬で、
たまっっったま来たバスに飛び乗ったの。

もう本当ね、お前はトムクルーズか？
実はスパイなのか？ミッションインポッシブルの世界かよ、って思ったよね。
（いやその時は焦っててそれどころじゃ無かったけどね）

そしてタッチの差で来た警察の方に
話すと、バスを停めると他の方に迷惑がかかる
（運行上のご迷惑というのもあるが、何か武器を持っていた時に…という最悪の事態を想定）
ということで
終点の駅前で、駅交番の警察官を待機させ、
そこで降りて来たところを捕まえます。
とのこと。
（ちなみに駅まではバス停四つ分。）

待っている間に、警察官の方に聞き取りをされ
追いかけたことを
めっっっっちゃ叱られて（そりゃそう）
【す、ずびばぜんッッッ】って謝りつつも
写真や動画を何度も見て、
その写真を更に写真に撮っている姿を見て
やっぱり証拠やな…撮って良かった
と思うなど。（ダメ絶対）

待つこと5分。
駅に着いた警察官の方から無線が。


『乗っていない。』


とな。

そ、そんなわけあるぅ？？？
目の前でバス乗ったし！
写真も動画も有るのにいぃぃ？？

と、狼狽えていると
『恐らく途中で降りましたね。』とのこと。

駅までの道を今から人員を増やして
捜索します、と言っていただき。
その後も詳しく状況を説明、何度も何度も繰り返し色んな方に説明…。

結局、なんとこの日、

捕まらなかったんです。

（怖すぎるやん）

その日から私、在宅勤務に切り替えてもらい
警備会社と契約をして、
防犯カメラも数を増やして設置
朝は必ず夫が出勤時間を調整して一緒に。
帰りは私が迎え。
どうしても出社の必要がある日は
祖母に迎えを依頼。

と、大変な日々を過ごしました。
暗くなってからの帰宅は怖くて出来ないし
それこそポストを見に行くことすら。
出来なくなりました。

そんな生活を数週間過ごしていたある日
娘を最寄り駅で迎え、家に帰ると

居る！
ヤツが！居る！

我が家の目の前で、我が家を見てる！
あと一歩踏み込めば、住居侵入だぞ？
って位置で。
そしてこの前と同じ格好！

焦る気持ちを落ち着かせながら、
家の前をあえて通り過ぎて、車を停めすぐ通報。

3分もしないうちにパトカーが到着。
あえて近くではサイレンを鳴らさないで来てくださったようで、
逃げる間もなく確保。

家の前から少し離れた場所に
お相手を連れて行ってくださり。
警察の方々が話を聞いている。

私は車を入庫するよう言われ駐車。
娘は鍵をかけた車に残し、警察の方と話す。

結論としては、相手は捕まりませんでした。
理由としては

・自宅を見ていただけで住居侵入はしていない
・声かけのみで、身体的な接触などは無い

ということと、

・認知症を患っている

ため、先日のことも一切覚えていない。
と。

・同居家族に引き渡し、事情も説明して
今後同じことが起こらないよう厳重注意を行う

・住所や名前なども警察が今回把握した、迂闊に何か行動に起こすことはないと判断

とのことでした。

正直、納得は全く出来ませんでした。
でも確かに法的に裁けないのは確か。
だから相手の名前も住所も何も教えてもらえない。

実はこの認知症ということも、
同居のご家族がいらっしゃることも。
当初は教えていただけなかった情報です。

ただ、私が
【こちらは自宅住所や子どもの通学経路、時間、家族構成など、恐らく何もかも知られている。
そんな恐怖の中、生活など出来ない。
相手が何者なのかわからない以上、今後同様のことがあっても防ぎようが無い。
これ以上のことが起こる可能性もある。
次は命の危険に晒されるかもしれない。】

と、食い下がったから教えてくださったことです。
（本来教えてOKな情報では無かったかもしれないのですが、こちらに関しても警察の方への批判はお控えください。）

それ以降、今日まで娘が怖い思いをしたことは
ありません。

と言うのも、リスク回避を考えに考え抜き。
自宅の防犯を強化したことを皮切りに。

学童保育は自宅近くの公立のものに
行かせていましたが、
自宅付近を通過は避けたいので退所。

私の出社日は学校→習い事で居場所の確保。
または
私の職場に来させる。
在宅時も、バスや電車で不審者を見かけたら
乗らない。
駅員さんなどに声をかける、私に連絡をして
迎えを待つ。

など、対策をとって生活しています。

そんな生活をしていたら
息子の保育園大怪我事件で、
在宅勤務日が増えたのですが…。
それはまた別のお話。

そして今、私はこの方の住所やお名前を
知っていますので
何かあれば何とでも出来ます。
そして認知症も本当のことでした。
これは、警察の方々の手をお借りしたのでは無いですが。
（法律に触れるようなことや、探偵を雇った等ではありません。）
知っている、ということが少し安心材料となっています。

最後に、皆さんにお伝えしたいのは
どんなに気をつけても、
気をつけても。
自意識過剰や、やり過ぎ、といったことは
絶対にありません。
絶対に。

対策をして気をつけて、
それで何も無いなら
それで良いの。
男なんだから、とか
こんな小さい子を変な目で見る人なんていない
とか、そんなこと思わないで欲しい。

今回のことは、
私が位置情報を把握していたこと
娘が危険を察知できたこと
娘が防犯ブザーを鳴らせたこと
などの要素も相まって
娘が酷く傷つくような結果には
至りませんでしたが。
それでも未だに、怖かった思い出
として娘の中には残っています。

私立や国立のお子さんたちは、
完全に親の目が届かない時間・場所
が出来ます。

うちの子はしっかりしてるから、
大丈夫だろう。
と思わずに、出来る対策は何でもしておきましょう。

まずは、防犯ブザーを！
見えるところに！必ずつけましょう！

気をつけよう…と思えたら♡で
応援お願いします！
そして他の記事も是非読んでね！

では、以上！