私立小学校お受験(合格発表の日)

親の心得として、合格したときのことは考えませんでした。

むしろ、不合格の時のことで頭がいっぱいでした。受験した小学校は、白百合学園小学校と東洋英和小学部のみでした。合格を頂いたのは白百合学園小学校のみで、東洋英和は不合格でした。補欠に入ることもありませんでした。今思えば、不確実性の高い東洋英和の受験を取りやめておくべきでした。

娘には私から不合格を伝えました。合格した白百合学園小学校については、学校から送られてきた封筒を娘自身に開けさせました。あのときのクールな娘の顔は忘れることはありません。

反対に東洋英和の不合格の時の娘の態度は「いいもん」といいながらも自己反省をしているようでした。そして、私と一緒に反省会をしました。テストはたぶん満点でした。遊びについて尋ねると、後ろのジャックで一緒だったお友達に話しかけれれて嫌だったと。これは、お受験でよくあるある事態です。ジャックという大人数のところへ行けば、必ず顔見知りが多くなります。話しかけたお友達のその後については不明です。

もし、全部ご縁をいただけなかったらについても考えていました。これは親としてはとても心が痛みます。しかし、きちんと話さなければなりません。そして、娘が前向きに公立小学校へ通えるようにサポートもしなければなりません。

我が家では、全落ちの対策を以下のように考えていました。

1. パパの口から伝える。

2. 小学校お受験だけがすべてではないことを話をする

3. いままで2年間も頑張ったことを褒め、無駄ではなかったことを話をする。

4. そして、これからもパパやママと家族で楽しんで過ごしていこうと伝える。

こんなところでした。幸いにもご縁を頂きましたが、東洋英和については、最初の薄っぺらなA4封筒以外の連絡を頂くことはありませんでした。​

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