金子眼鏡店

今日、久しぶりに新宿に行った。
まだブラつけるほどの元気は無いので、
一点、京王百貨店にある金子眼鏡店を目指す。
先日自宅で酔っ払い切ったときに、
アルコールブラックアウトして朝起きたら、
左腕の関節と右後頭部とメガネのフレームが傷んだ。
メガネフレーム騙し騙しやってたが、
どうしても気持ち悪く、大変久しぶりに金子眼鏡店。
前は多分丸ノ内に行ったが、今回は新宿。

プロを感じる店員さんが、
「直すときに折れてしまう可能性ありますが、修正しますか?その場合お預かりして、日数頂くことになります」と。
真摯だなぁ、と思い、
折れてしまうと替えのメガネはあってないようなものだし、
少なくとも帰りの新宿から沼袋は裸眼だなぁ、
大変困るなぁ、
でも、久しぶりに裸眼で街中を歩くのも悪くないかもなぁ、とフワフワした気持ちになってきたので、
「お願いします」と言って待つ。

カウンターに座り、
裸眼なので他のメガネを物色も出来ず、
ひたすら俯いて、折れないことを祈りつつ、
同時に折れたら折れたでまぁいいか、な
謎な気持ちで待つ。

結末は平凡で、
安パイを打った店員さんがキチンとしっかり直してくれて、なんなら元より若干締まって返ってきて、
しかも調整ということで無償なので、
なんか眼鏡一個くらい買って帰らなきゃ、な
気持ちになる。
(どう考えてもそういう経済状況じゃないので、物色と雑談でお茶を濁す。)

結論、
金子眼鏡店の店員さんは商売としてプロで、
何の事件も無いんだけど、
なるようになるわな、な気持ちが変なところで変な風に湧いた、というだけの話。

シラフ。

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