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【小学校受験】慶應義塾横浜初等部 願書、志望理由の書き方、例文

私どものお受験経験を元にnoteにしてまとめています。これから受験されるご家族のお役に立てれば嬉しいです。

今回は、慶應義塾横浜初等部の願書、志望理由、小泉信三の伝記を読んで感じるところの課題図書の書き方になります。

私立小学校の受験倍率では日本トップの座を誇り、学校HPによると2023年度は男子(12.3倍)、女子(16.1倍)です。慶應義塾幼稚舎と併願も可能です。

一方、慶應義塾系列のすべての中学校に進学することができる幼稚舎に対して、横浜初等部からは湘南藤沢中等部・高等部にしか進学ができないという制限がありますので、予め念頭に置いておく必要があります。

両親や親子面接が無いことは、慶應義塾幼稚舎と同様です。

一方で、考査は、一次試験がペーパー試験、二次試験が体操、制作・行動観察と、ペーパーがあることが幼稚舎とは異なります。

一次考査合格者には、受験票と2次考査日程表が送付されます。

ペーパー試験も難易度が高いため、入念に過去問題集で対策が必要です。

また、過去の受験者の方からの体験談も掲載されているこぐま会の教室指導者のメッセージも必読です。

1.願書の書き方

2018年までは、幼稚舎と同様、

1.志望理由(志願者の様子や家庭の方針に言及しながら書いてください)2.福翁自伝の感想(志願者の家庭について、福翁自伝を読んで感じるところをお書きください。)

の記載でしたが、

2.について、2020年度受験では、「伝記 小泉信三」(慶應義塾大学出版会)を読んで、慶應義塾の塾風・気風(空気感)について感じるところを書いてください。と設問が変わりました。

Amazonでは昨年売り切れてしまい、図書館でも貸出中など、直前には読めなくなるので、どうぞお時間があるうちに読まれることをお勧めします。

また、小泉先生が語る福澤先生の教えもCD版があるので、より理解を深めたい方には良いと思います。

本noteでは、変更後の、2020年度の願書内容を掲載しています。

福翁百話のお話についても、この小泉信三のお話を踏まえるとより理解ができる為、本noteをご活用いただくことをお勧めいたします。

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