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タンパク質を摂取して

人生の後悔で上位にランキングされるもののなかで、

1.貯金しておくべきだった

2.歯のケアをしておくべきだった

この二つがあげられます。


今回は歯のケアについておはなしします。


私の歯科医院に来院される方は比較的、高齢者のかたが多いのですが歯がしっかりあるかたもそうでないかたも、食の話になると肉を食べることについて話しをされるかたが多いです。

油っこいものは避け、あっさりとしたもの食べるイメージが以前はあったのですが、元気なかたほど肉類を食している感じがします。

高齢者はタンパク質を摂取しても筋肉への変換効率が悪くなるため、多くのタンパク質が必要になります。

多くのタンパク質をとって筋肉量を維持することが大事です。

タンパク質は1日に体重1kgあたり1g以上必要とされています。

私は体重が78kgあるので78gは必要になります。


タンパク質は肉類、魚介類、大豆製品、乳製品に多くふくまれます。

肉類は100gあたり肉の種類にもよりますがおおよそ18~24gです。
牛乳100gあたり3.3g、豆乳100gあたり3.6gです。


高齢者になると食事量も少なくなるので、多くの種類からまんべんなくとる必要があります。

運動や散歩など体を動かしたあとにタンパク質を摂取した方が筋肉に変換されやすいです。

また、肉類は噛む回数が必要なので噛むことによってお口のまわり筋肉の衰えを抑えられます。

口腔機能が正常であると誤嚥性肺炎や要介護のリスクが抑えられます。


20本以上の歯を残すことができれば、硬い食品が食べられ咀嚼する力を維持し舌を動かすことによって舌の力の維持や滑舌の低下を防げます。

歯のケアをすることによって以上のことが維持され高齢者になっても元気で健康的な生活をおくることができます。


「歯のケアをしておくべきだった」は人生の後悔で上位にランキングされますが、若い時代から継続してケアをすることによって早期発見、早期治療ができ、お口のまわりでの後悔はなくなります。

20歳代から定期に歯科医院で検診をすることをおすすめします。

さいごまで読んでいただきありがとうございました



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