金縛りレポ

確実に眠れそうな微睡みの瞬間が好きで、睡眠薬を服用した後入眠するまで少し耐えようとしてしまう。そのせいか最近は毎晩(強度は違えど)金縛りになっている。金縛りはとても怖いね>_<
金縛りは睡眠薬の副作用の中に記載されていた。

仰向けで寝ていることが多い。(仰向けは金縛りになりやすいらしい)
まず意識がはっきりしてきて外を走る車のエンジン音が聴こえる。身体が動かない。無理に動かそうとしても動かない且つ呼吸ができなくなる。金縛りになっていることを理解する。
感覚でしか無いが瞼を開ける。何も見えない。真っ暗。指先がほんの少しだけ動く。そこを起点に少しずつ動かしていく。動く範囲が広がると共に目が見えるようになってくる。部屋の壁が少しずつ見える。外の光が少しずつ見える。
少しでも欲張って急に動かす範囲を広げる等するとガッとまた視界が真っ暗になって指先まで動かなくなる。一からやり直し。ついでに呼吸もできなくなる。
呼吸は意識していないと定期的に難しくなる瞬間がある。呼吸が難しくなったら指先から動かすことを一旦やめて呼吸を整えることに注力する。呼吸の難しさ、例えるなら水の中にいる時みたいな。吸えない(吸いづらい)したくさんの息を吐きたい。
幻覚や幻聴はない。ただ身体が動かないだけ。薬の副作用だとわかっているから霊的な怖さはない。自分の身体が制御できないことが怖い。(あと呼吸ができないこと)
指先から動かせる範囲を広げていくとまず腕が動くようになる。膝が曲がって太腿が動くと全身が動く。起き上がる。深呼吸をする。とても疲れているし最近は夜も暖かいからか汗をかいている。
諦めてそのまま意識が落ちることもある。その時は気付けば朝になっている。普通の目覚め。夢だったかとも思う。



みんなも金縛りになったら落ち着いて指先からゆっくり動かすようにしよう。呼吸を整えることも大事だよ!


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