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たくさんの人の想いがつまった「金の太陽花椒」


辛いものが好き、食べ歩きを愛している方に本場の料理を食べるチャンスを提供する、四川省公認の四川料理の専門家・麻辣連盟総裁の中川正道です

おはようございます!

最近一番はまっているのがTwitter。タイムラインを中国系フォロワーのみにしたら、情報見るのが楽しく仕方がない。


今、注目しているフォロワー


敦煌にいる人

辺境写真家 栗田哲男氏

四川省宜賓在住の麻友子さん


麻友子さんに関しては、6月から宜賓の現地情報をおいしい四川で連載していただいています。

【本場の宜賓燃麺の世界!知られざる四種類の食べ方】


中川のTwitterはこちら日々の情報を更新中。
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「痺れ過ぎ!」との消費者から苦情が続出


先日紹介した彝族が作った「金の太陽花椒」。

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先日、麻辣連盟グループで先行して5名にサンプル提供の投稿したところ、瞬殺で申込がありました。

昨年、BtoB業界で空前のヒットを記録した金陽産の青花椒。実はいろんな麻辣商品に使われていました。

ただ、しびれすぎたみたいで、入れる量が多いと「痺れ過ぎ!」との消費者から苦情が続出。急遽販売見直しとなったりと大変だったみたいです。

メルマガ読者さんや麻辣連盟、四川フェスに参加する方たちは強者ぞろいなので、きっとこのしびれを好きになってくれるはずと確信しております。

ぼくもほぼ毎日使っていて、PCモニターの横に置き、度々香りを嗅いで楽しんでいます(笑)

金の太陽花椒とは?


生産地は四川省涼山彝族自治州にある金陽県。金陽県は自治州の西昌から車でさらに5時間以上かかる辺境の地。彝族が多く住む街です。

歴史は長く、2000年前から彝族たちが食べてきたスパイスです。

先日、陳さんたち取材陣が金陽県へ入り。金陽県政府や実際に花椒を作っている彝族の農家さんたちに取材を行いました。

その内容がすごくおもしろく、感動!詳細はこれから作るECサイト、おいしい四川でじっくりと紹介していきます。

その前に感動したポイントをご紹介しますね。

・貧しすぎて、農薬を買えなかったことで日本の厳しい基準もパスでき、他の花椒と差別化。収穫はすべて手作業。ハサミすら使わず、丁寧に手で収穫している。

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さすがにハサミは使った方が効率がいいと助言はしているが、昔ながらのやり方に慣れているので、なかなか現代化できない。

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・山岳地帯なので、日照時間が長く、日差しも強い。1日干すだけで乾燥した青花椒ができる。大自然の立地(通常は工場で干します)
・金陽県に流れている金沙江の向こう側は雲南省。非常に貧しい地域で産業もほとんどない。そんな場所で30年青花椒の研究と農民への普及活動を行う農業大学出身の範さん(綿陽人)。これからも金陽県で普及を続ける。

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※ 骨をうずめる覚悟の範華培氏

・土日も休む暇なく仕事をし青花椒を販売する活路をひらく金陽県書記(トップ)。最近行ったEコマースライブ配信を視聴者は400万人を突破!

※可能ならその動画をいただき、翻訳してうちのサイトで掲載予定。

・親父は家の花椒の畑で青花椒を作り、ぼくを公務員の大学へつれていってくれた。ぼくは公務員となり、金陽県に戻り、青花椒の経済圏をつくり、街を豊かにしたい。熱く思う若者たち。


少数民族は一人っ子政策がなかったので、少なくても3人の子供がいる。多い家庭は6~8人の子供がいる。これからの未来は明るいかもしれない。

四川省の最も貧困地域の一つであった金陽県は沢山の人たちの思いと行動によって、経済成長してきています。

逆に向いの雲南省の政策はうまくいっていなく、河を渡り、移住する人が増えているとか。

そして、中国の各地域にある青花椒の原種の一つともいわれているのが、金陽県産の青花椒です。
 
文化的な背景、環境、いろんな人の思いや独自の環境が生んだ青花椒。

それが「金の太陽花椒」
 
どこでも使えるフリスクタイプ。一般向けの発売は8月から。
ぜひ楽しみにしててください!!


※2020年9月19日追記 金の太陽花椒、9月16日に発売開始しました!購入はこちら

https://item.rakuten.co.jp/spanion/green-sichuan-pepper/


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【Webサイト】
世界一の四川料理サイト - おいしい四川

○四川料理の魅力と食文化を伝える 

○現地の味を再現する本場のレシピ 


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