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感覚派人間が、BSBi Hous1を漕いでるときの気持ちを書き散らしただけ🪢

このPRG、入会してからいつくらいに受けるのが正解なんですかね。
私はビビり人間なので、入会して1年くらい経ってから受けました。(これは今考えるとビビりすぎだと思う)

とりあえず、『BB1最近慣れてきたんだ〜BB2キツイけど楽しいね〜お!BSBiとか楽しそうだからやってみたいな〜』
っていう人がいたら、
私は「も、もうちょい慣れてからでもいいんじゃないかな!?」って止めるかもしれない。
当たって砕けるのが大丈夫なら止めませんが…

初見時の記憶がほとんどありません。
自店舗の最前列で受講して、気がついたら全HP根こそぎ奪われてました。

確かにめちゃめちゃにキツい。でも曲が全てカッコよい。
そしてIRさんが見たことないくらいカッコよいので、
今でも提供時は出来る限り受けています。
なんんの参考にもならないと思いますが、よろしければお付き合いくださいませ。

まず言いたいことは
とにかく忙しいです、このPRG。
目まぐるしくチューブ・ダンベル・ハンドルポジションを持ち変えるので、とにかく慌ててしまいがちです。
かくいう私も『追いつかなきゃ!』と慌てふためき、余計な体力を使ってしまうことが多くて苦労してました。
最近は曲も聴き込んで受け慣れてしまったのか、のんびりと受けることが出来ています(いいんだか悪いんだか)。

私のよく受けるIRさんは、
『自分のペースを忘れないように!Keep on your pace!!』
とよく激励してくれるんですが、本当にその通りだと思います。きつい時こそ深呼吸して落ち着く、完璧じゃなくても凹んだりしないことが大事かなぁと思います。


①Tremor

さー始まってしまったぞ。と思う曲。
突然立ち上がります。そして片手のままP3リズム。
なんとそのまま片手でプッシュアップします。最初の曲からこれ??と初見時思いました…
体幹Maxで支えていないと、かなりふらついて怖いと思います。
まだ1曲目なので準備運動、体幹の見直し曲くらいに考えるのが良いかと…プッシュアップもっと深く!とかは慣れて来てからで。
IRさんからはめちゃんこ「Go DEEPER!!!DEEPER!!!」言われると思いますが、無理せず完璧を目指しすぎず。(自戒)

②Fire

ポイーンという間の抜けた前曲の終わりから、慌ただしくチューブ1曲目。座ったまま、はやーいダブルタイムを維持しながらP1でキックバック。
これ未だにどういう体勢が正解なのか分からないんですけど、多分チューブは緩めずに常に伸ばし続けるのが理想なんだと思います。IRさんのチューブは一切弛んでないので…
脚も速いしチューブも難しいしで、体幹も試されます。私はチューブを妥協(ある程度緩める)して、脚だけはオンタイムで追いつくようにしてます。
だってまだ2曲目なんだもの。

(2022/10/7追記)
とにかく自分の体の後ろ!に伸ばす!!ってやってたんですが、「チューブの伸びる方向へまっすぐ」伸ばすとやりやすくなります!というIR様の前説があり😭🙏
大変やりやすくなりました…ありがたや…

③I Like It Loud

チューブを結んだら、また慌ただしくP3リズム→プッシュアップ。
ダブルタイムに加速して、スタンディングファストとプッシュアップのコンビネーションを繰り返します。
BB3Hous1の3曲目とコリオが似てて混乱します。ですが座ったり立ったりする分、ちょっとこちらの方が脚が痛いです。P2のプッシュアップに移動する時に、ハンドルからどうしても両手が離れるので怖いかもしれません。
Feelcycleでよく言われる、スプリント曲というものですね。第1の山場がここです。ここ乗り越えれば座れるので……とりあえず頑張ります。(適当すぎる)
コリオは単純なんですが、曲と歌詞がかっこよ過ぎてアドレナリンがドバドバ出ます。首振っちゃいます。
Where's the speaker!?!?

④Carnival

チューブ2曲目。これもまた前奏からラットプルまでが短くて慌ただしい。準備させる気も水飲ませる気もないやろ、前の曲でだいぶ消耗していることを忘れろと?
曲に合わせてひたすらラットプルです。肩甲骨吹っ飛ばすくらいの気持ちでノリノリでチューブ引っ張りましょう。
…というのは表面上で、脚の休憩曲です。ここで忘れずに回復させたいです。次の2曲、ダンベルなのに脚も使うので。
Biと言いつつ、脚使いまくりなの納得いかないわー…
チューブ曲は脚の休憩曲です。癒し。

⑤Revolution Drums

Deep系が大好きな私は、この時間が1番好きかも。
片手に2つダンベルを持ったら、ひたすらP3でローイングです。
BSB Hous1のInvaderを彷彿とさせてくれる。あの曲楽しいよねぇ。
IRさんが終わりと言うまでローイングをやめません。
そして、なんと左右持ち替える時間がほぼもらえません。えっ、座れもしないの??となります。そう、1回も座れません。
私はほぼ右手から左手にパスする感覚で持ち替えてノンストップです。1kgダンベル1個でやってるからこそ出来るのかも…
出来る人はノーバウンスを意識して、と言われますが無理無理。前半は行けるかもしれんけど、オールタイムは無理。脚と腹筋がちぎれる。

⑥Rise and Shine

片手に1つずつダンベルを持って、アップライトローという面白い動きでダンスオンザバイクの時間です。
ロックダンスをやっている感覚でとにかく楽しい!
Be Crazy together!!Woah!!ヒャーッフー!!(※アドレナリンの効果です)
ただし、脚はえらい速いダブルタイムなので、脚の休憩は出来ません。体幹が弛んでるとどんどんサドルの前の方に進みます。後々お股が痛くなるので、前に進んできたらサドルの後ろの方に座り直して…結構キツいんですこれが。
そして腕の動きも長い!始まったらノンストップなので、とにかく楽しい!という気持ちを切らさずに駆け抜けましょう。

⑦Fade Away

癒しでしかない時間。
オール立ち漕ぎですが、本当に本当に唯一の休憩曲です。
ガチで辛くなってきていたら、ここで座っててもバレないと思います。P1でエルボーダウンするだけなので。
ひたすら楽しそうでニッコニコなIRさんを眺める時間。
前説で説明あったりするんですが、BSBシリーズのエルボーダウンはいつもより腕に体重を乗っけてアプローチを高める、が正解のようです。
たぶんガチ勢はここでも腕に負荷かけるんだろうなぁ。余裕あったらでいいです。
本当に!唯一の!休憩曲なので!(うるさい)

⑧The Underground

高強度ゾーンが帰ってきました。
初っ端から爆速P2ダブルタイムでプッシュアップとプッシュダウンキープします。
この!!キープが!!!辛いんだわァ!
この辺まで来ると脚は自分のモノじゃない感覚がしてくるので、不自然にトルク上げてなければ自然に脚が回ります。ゾーンに入ってきて、「明日のことなんてどうにでもなってしまえ」と思っています。
その瞬間が気持ち良かったりするんですけどね。次の日後悔するんですが。
この曲の最後は128カウントのRun(P3で64カウント→P2で64カウント)です。鬼〜!!悪魔〜!!
前の曲の休憩分全部吹っ飛ぶ勢いです。
ただIRさんの盛り上げも最高潮、音楽の盛り上がりも最高潮なので、その空間の全てに身を任せる感じで
私はこのあたり何も考えてません。考える余裕がないが正解かも…?

⑨Without You

Aviciiの素敵な旋律に合わせて、ずーーーっとトライセプスです。脇を締めて、なるべく上半身もまっすぐ。
あ〜休憩曲なのかなぁ〜、と思いきや案外キツいです。同じ動きが3分ほど続くキツさで、途中からなんだか笑えてきます。
上腕三頭筋と肘が悲鳴をあげてきます。でも曲はすごいカッコイイんだ、心に刺さるんだこの曲…
Biの中では優しい〜曲。
ですがなんとも恐ろしいことに、Biの恐ろしさはここからなんです。まだあるの……。

⑩Let Me Love You

世の中にはこんなに辛い3分半があるんですね。
この曲を乗り越えるコツは…「絶対負けない」という気合いでしょうか…努力に近道はないので、私はひたすらBiを漕いで、ひたすら曲を聴き込んで、身体で憶えました。もっと効率的な方法あったら教えて欲しいくらい。

片手にダンベルを2つ持ちます。
動きは腕を真っ直ぐ伸ばして、顔の高さから頭の上までリズムに合わせて上下する(=プルオーバー)動作のみ。
プルオーバーをP1立ち漕ぎリズムで行います。
途中から脚がダブルタイムになったりします。
加速する時、腕はまっすぐキープです。
脚はダブルタイムそのままで、もっかいプルオーバーします。これを左右1セットずつ。

許されるならダンベルをベチーン床に叩きつけたくなります。
許されないし、何よりも漕げずに諦めるというのは悔しすぎるので、もはや気力で乗り切ります。
強いてテクニカル的なことを書くのであれば、とあるIRさんにホバーのコツを教えてもらった時、この曲が少し楽に漕げるようになりました。
余計な力を入れない、トルクはきちんとあげる、体幹は裏切らない。
この曲漕いでる時、恐らく激昂ラージャンみたいな顔してると思います。マスクがあってよかった…

(追記:2023.02.14)
ホバーのコツを聞いた際、
「トルクは上げても脚は引き上げるように。腹筋ももちろん使う」
というアドバイスが1番しっくり来たので共有いたします。
ホバーと違って脚が早めなので引き上げる余裕ないと思いますが、腹筋を使うという意味ではその意識が大事かもしれません。

⑪Moab

なんと、前の曲からほぼ間髪入れずにチューブです。
ホントなんなんでしょうねこのPRGは。(ヤケクソ)
入れるタイミングでラットプルしまくりです。
言われるがままに肩甲骨を動かし続けます。腕に頼れないので、自然と肩甲骨アプローチへ。腕だけ使ってると死にます。言われるがままに肩甲骨を、動かしましょう。
ちなみにこの曲で、チューブまきまき指示してくるIRさん居ます。死んじゃう。
ラストまでもう少し。ここで少しでも脚を回復させておかないと、次の曲で本当に死んでしまうので回復にも注力するといいかも。

⑫Beastmode

さあチューブを床にぶん投げたら、ほぼ休憩なしでダブルタイムが始まります。
ラスボスと言って過言ではない曲です。
P3ダブルタイム+2カウントプッシュアップが延々と続きます。ほぼそれだけです。曲自体は3:00少々なのに、終わらない絶望感を感じることでしょう。
ただ、ここでヤケクソになってしまうと間違いなく怪我します。怪我はいけません。
1.脚が速くても、トルクはキチンとあげる。
2.腕だけじゃなくて、体幹にも頼る。
3.絶対終わる時が来るから、それまでは諦めない。
始まったら、必ず終わります。
この曲まで乗り越えて来れたんですもの、絶対最後まで生き残っておうちに帰りましょう。
乗り越えたこの時間は自信につながるはず!!
Unleash the BEAST!!!!



というわけで、以上です。
いやー書いてるだけで疲れました。
このPRG、ストレッチ曲のSoberが心地よいことこの上なくて。最初から最後まで満足感が凄いです。

マジで辛いと思うんですけど、このPRGを1回でも漕げば、なんか怖いものなくなる気がします。
高強度PRG漕ぐとき、
「Beastmodeよりは楽、Beastmodeよりは楽……」
と唱える癖がつきました。

…あれ?洗脳されてるだけ?

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