長岡造形大学 第11回 情報リテラシー論

11)苦戦する紙媒体と電子書籍

今回の動画は本についてでした。

日本人の2人に1人がゼロ

これは何のことを指しているかわかりますか?

これは日本人の読書についてのことです。
広がる"読書ゼロ"
日本人に何が起こっているのか?という内容でした。

読書をしなくなった理由の1つとしてスマートフォンによる影響が挙げられていました。

たしかに私も読書をめっきりしなくなりました。
小学校の頃はたくさん読書をしていましたが、だんだん高学年になるにつれ、読書離れをしてしまったように思えます。

デザインの雑誌のように、写真やイラスト、絵が載っているものはよく読んでいましたが、長編小説のように文字がつらつらと書かれいるのものは年に4冊ほどしか読まなくなりました。

これが世の中全体の傾向となっているのは言うまでもありません。



本を読まない理由の1つに先程スマートフォンによる影響でという例を挙げましたが、それはなぜでしょう?
まず言えることとして、スマホには沢山の情報が載っています。
分からない言葉や意味などもすぐにスマホで検索して解決することができます。

それはスマホをずっと見てしまうことになります。
そのことによって、スマホを手放せずずっと見続けてしまうため読書することがなくなったと言えます。

図書館の本の貸し出し数が減少

本を読まないからと言ってどんな弊害があるのでしょうか?

本を読まない事でどのような影響が?
○小論文で検証
英語の早期教育についてのテーマ

1日に読む時間ゼロの人と、そうでない人6人で検証されていました。

開始12分で1人の人が席を立つ。
その人は1日2時間は読んでいる人。

参考文献の2冊の本を探しだしていた。

一冊は探していたものだが、もう一冊は似たような文献から見つけたものだった。

ネットは検索ワードのものしか出てこない。
そうではなく本だと近い文献などが出てくる。

本を読む人のやり方だった。


逆に本を全くといって読まない人のやり方はこうだった。

まずネットでテーマについての検索をしていた。

そして、ネットで色々な情報を高い情報処理能力でどんどん見ていき、必要な文章をコピペして貼り付けていた。


つまりはインターネットの情報だけで書かれた引用の小論文になっていたということ。

自分の意見はわずかに最後の方に乗せられていた。

考察を深めていない。そんな文章になっていた。

つまり、読書をしている人と全くしていない人との小論文が違う考察の仕方になっている。読書しない人達の小論文は情報に振り回されて、自分の意見がなくなってしまっていたのだ。

膨大な情報をたどって、自分なりの意見を言えていなかった。

読書の目的は情報を得ることだけでなく、人生を豊かにしてくれる。
「読書は、自分の中からどのぐらい引き出せるのかという営みである。」


ネット検索ばかりしているとバカになってしまうそう。なんでも検索していては、自分で考えなくなってしまうわけで、頭を使わないようになってしまいます。

スマホは便利ですが、便利すぎるがゆえの悪い点になっています。

私も読書はした方がいいなと感じてはいますが、なんとなくスマホに触ってしまうのでその習慣を見直さないといけないなと感じました。


私の家ではつい今年新聞を取らなくなりました。
若者の新聞離れは激しくなるいっぽうなのではないでしょうか?

この新聞の減少は、インターネットが始まった直後から減少しているそうです。

新聞を買わずともインターネットを繋げてみるとたくさんのニュースだったり記事を見れてしまうので、新聞の発行部数が減少しているのも納得です。

そして、スマホが普及したことによってでっかい持ち運ぶことのできなかったpcがいつでもどこにでも持ち出せるスマホへと変われば、新聞よりも使い勝手の良いスマホがどんどん普及し、新聞の減少が止まらなくなります。

現在はそのスマホで読めるようにweb版として新聞各社が配信していますが、購読者は少ないそう。

新聞の低迷化はとっても悩ましい問題になっています。


といいつ、世界的に見てみると日本人は圧倒的に新聞を読んでいるそう。

画像1

世界で比べてみると日本人は新聞をまだまだ読んでいるなーって感じはしますが、昔の日本からしてから減少がすごいのは間違いないでしょう。


先程動画で話しましたが、本を読む人がどんどん減少しています。

書店の数が20年で半分以下に減っている深刻な事態

1999年は22298店もの書店がありましたが、2017年では12526店まで減ってしまったのです。

およそ、 10000店も減少してしまったということです。

これに至っては若者の活字離れが切っても切り離せない問題だと考えます。

スマホで電子書籍を見る人たちも多いかなりました。

紙でなく、電子書籍で買う人の影響で本屋さん自体も減っているのだと思います。

これからどんどん本屋が減っていき、紙媒体に需要がなくなってしまうのはとでも悲しいです。

私は漫画などは紙で、見たい派なので紙媒体がなくなってしまわないことを祈ります。


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