失敗は成功のもと

初挑戦のパン作りが大成功だった喜びで、思わず次々とパンを焼きたくなってしまったわたしです。

昨日は"パウンド型で作る食パン"のレシピを見つけて飛びついた。長時間の発酵が不要で簡単に作れるとのこと……

断面がとってもかわいい〜!手軽にこんな可愛いパンが焼けるなら、私も挑戦してみようかしら!と、さっそく腕まくりしてキッチンへ。しかし、この時の私は甘かった………………………


生地を混ぜ合わせ、レンジで簡単に発酵、型に移してオーブン40℃で二次発酵。ここまでは順調すぎるくらいに順調で、いざ200℃のオーブンへ。
「はぁ〜!焼けたら明日はトーストパーティーかな〜!シンプルにバターを塗ろうか…チーズトーストにしようか…それともフレンチトーストにしちゃう?」なんてことを考えながら化粧をして焼き上がりを待っていたら、え?なんか、くさい!?!??


恐る恐るオーブンを覗いてみると、見たくもない光景が………………

 ぎゃ〜!!!!!テッペンだけ焦げてる〜〜!!!

産声のような悲鳴をあげながらオーブンから取り出してみると、テッペンは焦げているのに中は生焼け。人生そう甘くはない………………………


トーストパーティーは夢と消え、わたしは失敗理由を考えてみた。答えは5秒くらいで出た。食パンを焼くにはオーブンが小さすぎた。正確に言えば、天井のヒーター部分と食パンのテッペンが近すぎたのだ……。

オーブンの中の図

これは3歳児の描いた絵ではなく、私が描いたオーブンの中でございます。下の丸いのはレンジ用の丸皿、その上の灰色がオーブン用のグリル皿、その上がパウンド型に入ったパン生地、赤い部分がヒーターでございますよ。

そう……、天井のヒーターとパン生地のテッペン、あまりにもスレスレすぎるでしょ………?図にしてみたらそりゃ焦げる案件すぎて爆笑してしまった。成功にあぐらをかいたら赤ちゃんみたいなミスをしてしまいますよと、小麦の神様からのお告げだと思い、真摯に受け止め精進していこうと存じます……。


しかし、諦めの悪いわたし。何か手応えを得たい……と最後の悪足掻き!
「そうだ!無事な部分でラスクを作ればいいのでは?!」
失敗は成功のもとという事で……、トーストパーティーはできませんが何かしらの形で美味しいを実現させようと必死に格闘した結果!


ラスク……?

なんかそれっぽいものができた!(つもり)
不格好なので雰囲気だけでも可愛らしく飾ってみました。
無事なパン部分にバターとグラニュー糖を塗ってオーブンでカリカリに焼いただけなので、マズくはない。マズくなりようがない。普通に食べれる。しかし……、超美味しいわけではない。

でも!丸焦げ大失敗から何かしらを生み出せたといういい経験になったのではないだろうか(鬼ポジティブ失礼)


わたしのパン作り、一勝一敗。
次回作をお楽しみに…………………

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