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わたしの「今日の人生」

益田ミリさんの【今日の人生】シリーズの新刊が出たので、ウキウキしながら買いに行きました。今回も表紙がとびきりかわいい!部屋のどこに飾ろうかと、考えるだけでもわくわくしました。

今日の人生シリーズは、何気ない日々の中で見逃しがちな"何気なさ"を掬いあげて、小さな気付きとして幸せに抱えられるのが大好きで、何度も何度も繰り返して読んでしまいます。

わたしも、益田ミリさんの真似をして、わたしなりの今日の人生を書き出して、何気ない自分の人生を自分にとっての励みにしたいな〜と思いました。

(今日のことと過去のことがごちゃ混ぜです)



『桃』
「せんせいみて〜!せんせい!せんせい!せ〜ん〜せ〜い!!」と遠くから真剣な声色でわたしを呼ぶ3歳児に 何事だ!?と目を向けると、おままごとの桃をおしりに当てて「おしり〜」と嬉しそうにぷりぷりさせていた。


『遠回り』
激レアな平日休み、張り切ってすぐ満席になる喫茶店にモーニングを食べに行くことに。オープン時間の10分前に最寄り駅に着いてしまい、もう誰か並んでいるかな?と店の前にくると誰もおらず、鍵開けの店員さんと1対1で対面するのもなんだか張り切りすぎて恥ずかしいと思い、開店時間まで店の近くをぐる〜っと散歩した。開店時間の1分後に店の前に戻ったタイミングで店員さんが出てきて、結局「あっ、おはようございます」と照れながらご挨拶した。



『分厚いトースト』
誰にも見られていない空間で1人、顎が外れそうなほど分厚いトーストを思い切り齧る。自分の顔、きっとひどいんだろうなぁ〜〜と内心笑えてきた。



『先延ばし』
虫歯があるのに歯医者の予約が取れず、働いてるから仕方ないよね〜まだ痛くないし大丈夫 と思っていたらもうすぐ1年が経とうとしていることに気付き、さすがに行かなきゃ……と憂鬱になっている。



『心で握手』
電車の中で、自分が好きなアイドルグループのグッズを身につけた人を発見し、心で握手した。



『ついつい』
表紙が可愛い!あらすじが興味深い!という理由で買ってみた海外作家さんの小説を、3ページくらい呼んだ時点で「私に合わない……入ってこない……」と放置してしまい、そういう経験を懲りずに4.5回繰り返している。



『すなおとこ』
3歳児5.6人とアンパンマンかるたをしていた時、アンパンマンやメロンパンナちゃんなど人気キャラクターの札が取られても全く悔しがらないのに"すなおとこ"が取られると泣いて怒って悔しがる子がいた。「すなおとこがいちばんだいすきだから!ぼくのすなおとこだから!ぼくだけのすなおとこ!」と言いながら泣いていた。一人の子どもからアンパンマンより愛されていることをすなおとこが知ったら…きっと喜ぶだろうな… と内心ほっこりした。



『雨』
雨なのに、買ったばかりのスニーカーで家を出てしまい、今更家に引き返したくはないが時間を巻き戻したい。



『86%』
昔は苦すぎて食べ物ではない…と思っていたカカオ86%のチョコレートが、今ではとても美味しいご褒美おやつになっていて、歳をとるのも悪くはないなぁと感じた。



『おなら』
「おなら」という3文字だけで楽しそうにコミュニケーションを取る子どもたちを見て、幸せそうでいいなぁ……と思っていたけれど、結局私と友達の関係性だって大人になった今でも全然こんな感じだよなぁと笑えてきた。



『ミルクティー』
お気に入りの喫茶店に新メニューとしてミルクティーが加わっていたので頼んでみると、ホイップクリームが乗っていてとても美味しかった。



『春の匂い』
雨の日はきらいだけど、雨の日の外は春の匂いで嬉しくなる。長すぎる冬を越えた道民のわたしにとって、"春"の到来は泣けるほど嬉しい。



『時を経て』
わたしが高校生の時に熱中していたバンドの楽曲が、10年以上の時を経て今の高校生たちにも人気になっていることを知り、内心少しお姑さんのような表情をしてしまった自分にトホホ…となった。



『あるある』
春服を買おうと思って街をぶらぶらしていたら、服ではなく文房具をいっぱい買っていた。増えていく付箋……。

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