競馬で100円が114万円になりました🏇🏇🏇

こんにちは。文房具大好き芸人のブンボーガー大石です。

実は僕競馬も好きで、歴としては11年くらい競馬を観ているのですが、今回初めて100万円以上の配当を手にしました✨

事件

僕は普段、「三連単軸1頭マルチの相手3頭」で18点＝1,800円分の馬券を買っています。今回のローズSもそれで買うつもりだったのですが、パット(馬券を買うための口座)に入っているお金が700円しかなく、お金を追加してまで買うほど自信もなかったので、「三連複軸1頭ながしの相手3頭」で3点×200円で600円分の馬券を買いました。100円残ったので、どうせなら三連単も買っておこうと、本命の①リアアメリアから→⑬ムジカ→⑧オーマイダーリンの順番で1点だけ買いました。

テレビでレースを観ながら「(三連複で①から⑧、⑬、⑮。。)」といつものように唱えていたのですが、最終コーナーで①リアアメリアが圧勝しそうだったのでリアアメリアがどう勝つのか注目していたら、実況のアナウンサーが突然『外からオーマイダーリン(⑧番)が差を詰めてくる！』と言いました。「え？！全然人気なかったのに！？」と思った瞬間、さらに外から⑬番がすごい脚色で⑧番に並びかけ、残り30mくらいのところで突然①ー⑧ー⑬が完成しそうになりました。「そのまま！」と思ったのとほぼ同時に3頭がゴールイン。穴めだったはずの三連複が的中したことに驚いていました。

そのすぐあと、三連単も買っていたことを思い出し、「(2、3着を逆で買った気がする。。)」と思いながら購入履歴を見てみると、なんとそのまま①→⑬→⑧。当たってる！アプリでオッズを見たら11390倍。11万3千、、いや113万だ！！とわかった瞬間から手の震えが止まりませんでした。初めての帯封(おびふう＝100万円以上の配当)。しかも1点。「人生が変わる！！」と思い競馬好きの先輩と仲のいい後輩に即LINEで報告しました。(ちなみに110万円では人生は変わりません。)

110万円が1点で当たった経緯はこんな感じで、本当にただの偶然でした。考えてみれば競馬ファンのエピソードでは "普段は三連単で買っていたのにお金がなくて三連複にしてしまい、110万円もらえるはずだったのが40万円になってしまった" みたいな話は枚挙にいとまがなく、僕も危うくそうなるところだったのですが、まぐれの三連単1点が当たったおかげで、逆に三連複分も上乗せして受け取れるラッキーな形になりました。

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根拠

なので「なぜ三連単を "1点で" 獲れたのか」と聞かれるとマグレですと答えるしかないのですが、三連単(三連複)を的中した予想そのものには根拠がありました。その大きなものは、僕が競馬を勉強していることです。ここからは100万馬券を的中できた根拠についてお話します。競馬が好きな方向けです。

結論から言うと、「血統を勉強していた」です。僕の中で、3歳のクラシック路線はディープ産駒の成績が優秀なイメージがあります。今回のローズSではディープインパクトの血が入っている馬は6頭いました。父ディープの馬が4頭、母父ディープの馬が2頭。この6頭から買う馬を選ぶことを決めました。

僕の本命だった①リアアメリアはもちろんディープ産駒で、この世代のアーモンドアイになるとまで言われていた馬です。ずっと応援していた馬だったので、3番人気でしたが迷わず本命に決めました。

相手ですが、1番人気の③フアナは、父がルーラーシップである(母父がディープ)ということで中京2000mにピッタリとは言えなそうなこと、過去の成績を見ても33秒台の上がりは使っていないこと、1番人気なので買っても配当が少ないことを理由に切りました。

⑤リリーピュアハートは、実績も人気もなかなかでしたが、良馬場の中京で母父にガリレオを持っていることは不利だと判断し切りました。そこで、次から挙げる残った3頭を買うことになります。

⑧オーマイダーリンはまったく人気がありませんでしたが、父がディープで指数も上位。実績もあり33秒台の脚も使っている。5月にもこの馬を見ていたのですが、先行馬有利の京都コースで唯一差しで勝ちそうになっていたので、アプリで注目馬(お気に入り馬)に入れていました。ディープ産駒の場合連闘は歓迎できないのですが、元々馬体が約460㎏と充分な大きさがあることと、先週よりも体重が増えていたことで大丈夫かもしれないと判断しました。11番人気だったことも買う大きな理由でした。

⑬ムジカは父がエピファネイアでした。エピファネイア産駒は能力が高く、特に1600mや2000m、2400mでの期待値が高いと言われています。そして母父にディープ。14番人気で単勝104倍とまったく人気がありませんでしたが、過去の成績から買う価値はあると判断しました。オーマイダーリンとムジカは「ディープ産駒は調子が良いときは買い」という特徴も購入をあと押ししました。

⑮デゼル。結果的には4着で馬券には絡みませんでしたが、前走オークスで敗退して今回が4戦目と言えど、間隔や馬体重を見るに充実していると思えましたし、人気はしていましたが切る理由はありませんでした。

以上の根拠で、三連単①→⑧⑬⑮→⑧⑬⑮のマルチを買おうと判断できたので、1,800円あっても予定どおり三連単で帯を獲れていました。

ここまでの説明で、僕が「110万円を1点で獲ったのは偶然ですが、110万円を獲ったのは偶然ではない」と言っていた理由に共感していただけたのではないでしょうか。

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馬券について

馬券術と言うとなんとなくうそくさいですが、ここからは毎週競馬をやっている方に僕の考えを伝えたいです。僕は

「3,000円を1万円にできたとして、それが何なの？」と常に自分に言い聞かせています。「競馬で収支をプラスにする」という目標を持っているなら、僕たちのように毎週馬券を買う人間にとって3,000円を1万円にすることは無意味と言っていいはずだからです。競馬を年1回しかやらない人たちならそれで充分だと思いますが、毎週競馬をやる僕たちは3,000円を1万円にする馬券を "当て続けられない" からです。僕は「3,000円を10万円にする」をスローガンに馬券を買っています。それくらいでないと、「競馬でプラス収支にする」ことはできないと考えているからです。

競馬ファンの間では「予想上手の馬券下手」という言葉があり、予想はだいたい合ってるのに馬券が下手で負けてしまうという悲劇が起こりがちです。結果論だけで自分や相手を揶揄するための言葉かもしれませんが、「買い目が広い」「券種を買いすぎてる」などがそういったことを引き起こしやすいと考えています。勝つためには "馬券下手" ではだめなのです。"予想" と同じくらい "買い方" が重要で、「はずれることを受け入れること」「はずれる覚悟を持つこと」はとても大切です。

なので僕個人は、「1ヶ月馬券が当たらない」ことも普通ですし、「月に1回当たればプラス収支にできる」買い方をしています。最近は2ヶ月当たりが無く回収率も100％を切りそうなほど下がりましたが、忙しくて買えなかった「買えていれば5～20万だった」馬券もあったので、買い続ければいつかは当たると自分を励ましていました。メンタルとモチベーションの維持は大変ですが笑

なので、馬券は「基本的にハズレるもの」であり、ただし「買い続ければ当たるかもしれないもの」「たまに当たればプラス収支になるもの」と考えています。こう考えると、「当たったときにプラスになるか」を基準にオッズを冷静に判断できるようになり無茶なギャンブルを仕掛けなくなります。趣味の競馬に対して「月いくら負けても痛くないか」を考えて、購入金額ではなく購入頻度を調節して馬券を買えるので、生活を圧迫するリスクも減ります。(それでもつい熱くなってしまうのがギャンブルですが。)その面でも、 "三連単軸1頭マルチ相手3頭" など買い方を固定するのはとてもいいと思います。どんなに魅力的に見える馬連やワイドがあっても無視できるので無駄な馬券も減ります。僕自身は「購入を見送ったレースがどうなったか」を観ることもとても楽しみです。

この姿勢だと、的中率(＝自分の予想力)が回収率を左右するので常に勉強し続ける必要がありますが、負けてもいい金額で買い続け、たまに大きなリターンが得られれば、趣味としては充分楽しめると思います。

ちなみに今僕が注目している馬券のポイントをお伝えしますと『◯◯よりも◯◯の方が儲かる』です。

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僕が普段血統を勉強しているのは亀谷敬正さんの動画や本で、競馬を勉強しているのは『競馬の天才！』という雑誌です。

今回ディープ産駒の選択がカギとなり初めて帯を獲ることができましたが、僕が競馬に興味を持ったのはディープインパクトの登場からで、憧れ続けたディープインパクトの子どもで馬券を当てられたのはとても幸福なできごとでした。お金だけではない競馬の魅力をあらためて教わった気がしました。

今回の記事がみなさんの参考か暇つぶしになれば幸いです✨

今注目している馬券術

有料で買っても間違いなく元が取れる馬券術ですが、せっかく有料にしたので自分の馬券成績を根拠に加えて過去に公開した無料版よりもさらに定量的な情報にし、内容を大幅にアップデートしました。僕自身回収率が100％を切りそうになったと書きましたが、今年これを続けていれば15万円以上のプラスを維持できていたことが改めて具体的な数字でわかり衝撃でした笑　ぜひ読んでほしいです。正解は