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耳を塞ぐ時

時々耳を塞ぎたくなる時がある。

どっちが悪いかは別として
個人的なトラブルに
横から便乗して
わざわざみんなの前で悪口を言う人。
それを良しとする人。

同じことを思っているなら
直接言えばよい
便乗するなんて一番卑怯なやり方だ
許せない。

ここまで思い巡らせ
ふと思う

私は一体何に怒っているんだろう。
どうしたの?私。

哀しみのかさぶたがぺりっと
剥がれてしまって
じわじわと血が滲み出ているのか。
食事の後ソファで今までに無いくらい
溶けるように眠るほど疲れているのか。
仕事で、息をするように嘘ばかりつく人の側にいるのが辛いからか。

もしかしたら
何か自分では気づいていないことがあるのかもしれない。

とにかく
耳を塞ぎたいのならそうすればよい。

楽しみな予定も沢山ある。
楽しみな事を文句なしに楽しむ為に
今はちょっと耳を塞ごう。