好きさ
好きさ
大好きさ
何が好きって
君に決まってる

好きさ
好きさ
大好きさ
何が好きって
君の全てさ

全ては知らないけど
大好きさ

ブランコの

ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

サーカスの詩が好きだ

そのサーカスのブランコの長い紐が切れて
思いっきり遠くへ吹っ飛んで行ったら
どうかしら

私が遠くへ吹っ飛んで行ったら
どうかしら

スッとするのか
寂しく思うか

どうかしら

休みが取れた

同窓会のために休みを申請
仕事を休むときは必ず代わりの人を頼まなければいけない
その代わりの人が足りないから同じ職場の人と勤務日を交代などしてくれ、と会社からお達しがあった
有給取るんだよ。
交代でなくて。

今日休みが取れた
30なん年ぶりかの同窓会に行くよ
それだけでドキドキする
それだけでウキウキする
楽しめるかな
女ばっかりだけどしょうがないね

女ばっかりだと何かと渦巻いちゃうんだけ

頑張ったね

今日同期が東京へ遊びに来た。
パンダのシャンシャンが見たいと言う。
並ぶのが嫌いな私はあまり気がすすまなかったのだが、こんなことでも無ければ見ないしいい機会だと思い直し出かけた。
思いのほかスイスイと進みシャンシャンを見た後、何種類かの動物を見終わったのがちょうどお昼頃だった。

定年延長をするかどうか迷ったが同期は今年定年で退職するそうだ。
支店採用の同期でたった１人定年まで勤めた。
同期で一番

入れ子式

通勤途中歩いていたら
散歩中の犬が
たいそう良いウンチをしたのを見て
おー良かったねぇ、とニンマリした
自分にふと我に帰り
ニンマリしたのを誰かに見られてやしないかと
慌てて周りを見回す
その自分を見て
やっぱり、変なオバハンやなぁ、
と思った自分がいた。

妄想オバハンをしていたら
だんだん
へんちくりな光景や言葉ばかりが浮かぶ

こういうのが
頭ぶっ飛んでる、って言うんだろうか？

まっ、いいか。

見上げてみましたの

空を見上げてみましたの
そこには美味しそうな
パンがある
そこには綺麗な
ドレスがある

空を見上げてみましたの
やっぱりそこには
お日様が
やっぱりそこには
お月様がいる

だから私は
いつも見上げてみるよ
見たくないものを見たときや
見せたくないものがあるときに

本当は真っ直ぐに
見なければいけないものがあるとしても
すぐに見上げてしまうんだ
もしかしたら
そこに貴方がいそうな気がして

抜歯

大袈裟だけど
また一つ自分の一部を失った
歳をとるというのは
何かが増えることだと思っていたが
そうではなくて
一つ一つ失っていくことでもあるんだな
今まで
あったもの
できていたもの
それ達を失っていく
そこで嘆くかどうかは
自分次第
無くなったって
できなくなったって
その中で楽しめる

それで最後までいけたら
ラッキーかな。

相槌

‪
‪仕事でクレームまではいかないけれど、電話で同じ話を長々と話し、そうでしょう？と同意を求めれる事は多いよね。‬
‪はじめは真摯に「はい」「ええ」と相槌をうっていても、‬
‪途中で「へえ」とか「へい」って言っちゃうのは許されるよね？

愚痴

同じ職場の違う仕事の新人おじさんが

わたしと同じ仕事の新人女性の事を

「あの人は理屈の人ではないんだ、感情の人なんだよ」と言った

動揺した。

ほほう
老後は鎌倉あたりに家を買い
散歩をするんだって？

ほほう
会った頃は故郷で
居酒屋をやるだったねぇ

会うたびに
将来が変わって行くんだねぇ

それで誰と散歩するの？

怖くて聞けなかった

何やってんだこいつ
って表情

わかっているよ
自分の事だもの
わかっているから
そんな風にしないでよ

でもわかったよ
貴方は正直な人だ

私とは違う人だ

何やってんだ私