好きの原動力は恐ろしい
2日目です。
簡単にいうと、「自分はなんでこんなにちょろいんだ」という話。
去年の9月以降noteになんにもまとめてないので、先月までの総括としてこんな話題にしてみました。
昨年のnote期間中に起きた出来事として特筆すべきはやはりこの件でしょうか。
平均3ヶ月で推しが増える私にとって、1年近く最初の熱量で推すことになった著名人の登場は4年ぶりになります。恐ろしやブラパイ。
さて、冒頭にも書いた通り、今回は「いかに自分がちょろいか」という話です。
というのも、人生のほとんどを好きなものに影響されて育ってきておりまして、ゲームセンターCXに影響されてレトロゲームを買い漁ったり、ゲームが楽しくてゲーム制作に興味を持ったり、テレビの向こう側で支えているスタッフさんの存在を知り映像制作を志したりと、好きなものの連鎖によって今の私が作られてきたと言っても過言ではないのです。
好きなものの連鎖によって生まれた原動力が、最高に爆発した年となりました。
特に爆発したものを2つ挙げたいと思います。
1つ目は、ものづくりです。
小さな頃からものづくりは好きだったのですが、苦手な分野が1つありました。裁縫です。
針に糸が通せないとか、針を指に刺してしまうというようなことはなかったものの、玉結びと玉止めが手早く作れなかったり、並縫いの間隔がうまく作れなかったり、本返し縫いと半返し縫いの違いがわからなかったり、刺繍と普通の縫い方の違いを知らなかったり、まつり縫いをいつまでたっても覚えられないまま家庭科を修了してしまったりと、一定以上のスキルを求められるものには活かせない程度の技術しか持っていませんでした。
そんな人間が、ぬいぐるみを作ったのです。好きからなる原動力のみで。
ちょうどその頃、相互フォロワーが推しぬいをたくさん作っていたり、手作りぬいのインフルエンサーの動画や投稿がタイムラインを駆け巡っていたりしたこともあり、その時点でかなり興味は持っていました。
しかし、素人が迂闊に手を出してはいけないのではないかという懸念がありました。まだ働いてなかったこともあり、少ないお小遣いから捻出した材料費をわかっている失敗に使うのもなんかな~という思いが残っていたりと、今となっては言い訳にしかならない理由で制作を諦めていました。
そんな中、相互さんからの熱烈なラブコール(?)や創作熱量の高さから作ってしまいました。
右→左の順に作ったんですが、1人目は東京観光に連れて行くために急ピッチ(出発2日前に夜なべ)で作ったため当初は顔が貧相なことになっていました。この写真は整形済みの2代目です。納得の可愛さ。
2人目は1人目の整形と同時に作ったので、そこそこスキルも付き整形の必要はなし…と思っていたら耳の高さがずれているというなんとも悲しき理由で整形経験を積ませてしまいました。申し訳ない。
もちろんこの写真の時点ではすでに整形しております。
(本当はまだ直すべき箇所があるのはナイショ みないふりしてます)
ちなみにこの投稿のあとにもう1人爆誕しています。そして近日4人目が爆誕する予定です。あのためらいは何だったんだ。
2つ目は麻雀です。
麻雀に対する知識はなく、CS放送で括りを変えあらゆる局で展開されている番組でやってるなー、というイメージしか持たず、現物は一度も見てこなかった人生でした。
コロナ休校の際に、あまりにも暇すぎて好きな芸人さんがMCをしているからという理由だけで何をやっているか一切わからないまま麻雀番組を眺めるだけの日々を送ったことはあります。今考えても動機がよくわからない……。なぜなら当人は打つことはなく、OPとED以外は姿を表さないというポジションだからです。目当ての人が映らないものを淡々と見ていたわけです。何が行われているかもわからず。
4年前から興味を持ちつつあった(?)麻雀でしたが、ここにきて冒頭の「ちょろさ」が全面に出てきます。
ラノベっぽく言うと「推しの先輩を推し始めたらプロ雀士だった」といったところです。
しかも麻雀格闘倶楽部参戦プロ。全国に数多といる連盟プロの中からわずか72人しかいないという精鋭の一人。
ここで地方民である私は思いました。
「地方に来ないのであればこういう応援の手もありなのでは?」
近年芸人としての仕事は関東を出ないことが多く、地方の人間が気軽にライブに行けないという大きな壁があったのです。
「こうなったら麻雀始めるっきゃない!昔からちょっとだけ気になってたし!」
……こういうところです。動機があまりにも不純すぎる。
しかも参戦プロと同卓できたり(記念カード印刷等のおまけつき)、ボイスが収録されているためゲーム筐体から声が聞けるとなればそれはもうやるしかない。
※ただでさえ不純な動機で始めているのでこれ以上はなにも突っ込まないでください。十分異端児ポジションである自覚はございます。
ただ何も知らない状態からいきなりゲーセンに行ってお金を使って…というのは少ない所持金ではあまりにもリスキーだったので、スマホ版のSpから始めることに。
一度あまりのわけ分からなさに投げ出しましたが、「小さなことからコツコツと」精神でちみちみやってます。慣れたあたりからAC版にもちゃんと手を出し始めました。
始めてもうすぐ1年が経ちますが、これといったニュースもなく淡々と打ってみる日々が続いております。
特筆するならプロとの対局を2回ほど経験させていただいたこと。ただ2回とも見事に打ちのめされたので書くことはございません。全ては振り込みまくったわたくしめが悪いのでございます。
同卓したユーザーさんも強かったので……(言い訳)
ただ、不純な動機のひとつである推しとの同卓が一度もかなっておりません。
参戦状況はゲーム筐体やサイトで確認できるので、「あ、今いるんだ~」と思って入ってみるともういない、今から入ればちょうど当たるのでは?と思って入るといない、終わってしばらくしたらいる……という生活を半年近く送っています。すれ違いすぎにも程がある……。
まあ、そこは動機の濁りが取れるまではやらせんぞというサーバー側からの試練なのでしょう。真っ当に強くなれというお告げだと思ってます。
他にも「この人が持ってる」、「この人がやってる」、みたいな超不純な動機で買ったり始めたりしたこともありますが、どれも今となっては楽しくやれているので、推しさまさまといった感じです。あまりの軽さに悪い方向にいかなければいいんですが……。
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