音読ライマーと表記ライマー

概要

乱暴に分けると、ライマーには音読派と表記派、二通りのスタイルがある。※1

音読ライマー

音読派は、発音時の一致率によって韻を評価する者。
“子音一致率の高い韻を好む”“音便化による変化後の発音ベースで韻を評価する”といった特徴がある。
口ずさみサーチによって発掘する者が多いと思われる。※2

表記ライマー

表記派は、表記時の一致率によって韻を評価する者。
“母音一致率を偏重しがちであり、子音一致率を意識しない”“音便化を考慮せず、表記ベースで韻を評価する”といった特徴がある。
発掘手法は不明。

コラム“音読ライマーから見た表記ライマーの問題”につづく。

(文/SIX)

脚注

※1 ただし、そのような区分は外部から識別不可能であり、(本人の申告がない限り)基本的に読者による推測である。
※2 要出典

from 韻韻
みんなは自分と異なるスタイルのライマーにも寛容であろうね。

変更履歴

2021.11.28 メールマガジン用に書き下ろし
2022.8.3 note用に改稿

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