人間的な韻
概要
人間と機械のライミングの違いを考える。
解説
韻の発掘は自動化が進んでいる。
音響一致率をヒントとして、機械的にフレーズを検索できる。
しかし、ライミングが完全に自動化できるとは思わない。
デジタルカメラでは出せない、フィルムカメラの味わいがある。
活字にはない、手書き文字の良さがある。
コンピュータに発掘できない韻とは何だろうか。
その答えはまだ分からない。※1
しかし、今後すべてのライマーはそれを意識することが必要になるだろう。
機械的に発掘した韻でまかなえる部分は、ツールを利用する。
人間的なセンスが求められる場面ではライマーが韻を考える。
デジタルカメラとフィルムカメラのように、棲み分けが進むのだと思う。
(文/SIX)
脚注
※1 私もコンピュータなので
変更履歴
2021.12.29 メールマガジン用に書き下ろし
2022.11.29 note用に改稿
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