コラム“空音を考慮したライムパターン表記と各ファクタ平均一致率算出のルール”
空音表記のルール
片側フレーズにのみ音が存在する場合、反対側フレーズ同位置に“空音φ”を記載する
空音表記のルール(簡易表記)
入力の便宜上、全角空白「 」も「φ」と同様に扱う
例
たとえば「四面楚歌」(しめんそか)「示そうか」(しめそうか)のライムパターンは次のようになる。
しめんそφか
しめφそーか
簡易表記の場合、次のようになる。
しめんそ か
しめ そーか
全体音数と一致音数
空音φの位置を含めた音数を“全体音数”とする
空音φの位置を除外した音数を“一致音数”とする
先述の「四面楚歌」「示そうか」の例では全体音数6、一致音数4となる。
音数一致のルール
片側が空音φである場合、音数一致率は0パーセント(音数不一致)とする
そうでない場合、音数一致率は100パーセント(音数一致)とする
平均音数一致率は、それらを平均する
母音一致のルール
片側が母音保有音で、反対側が空音φである場合、母音一致率は0パーセントとする
平均母音一致率の算出時は、空音φの位置を含めて平均する
子音一致のルール
片側が子音保有音で、反対側が空音φである場合、子音一致率は0パーセントとする
平均子音一致率の算出時は、空音φの位置を含めて平均する
リズム一致のルール
片側が空音φである場合、リズム一致率は0パーセントとする
平均リズム一致率の算出時は、空音φの位置を含めて平均する
(文/SIX)
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変更履歴
2023.11.9 メールマガジン用に書き下ろし
2024.6.6 note用に改稿
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