ブリッジライムの一致率
概要
繋ぎに補助的な韻を取り入れる場合の一致率を考察する。
一致率の高いブリッジライムの例
たとえば脚韻のライムグループとは別に、繋ぎ部分へ異なるライムグループを配するケースがある。
この場合、繋ぎ部分の韻(ブリッジライム)に一致率の高いものを採用するのが効果的と考えている。
それが効果的である理由
一つは、(脚韻と比べ認識率が下がりやすいので)読者の認識をサポートするため。
もう一つは、繋ぎ位置であれば補助的位置付けに見られやすいため、高一致率の韻を贅沢に用いることが意外性に繋がるためである。
連打回数を優先したことにより一致率の低い韻が続く場合に、このようにブリッジライム側で一致率を補強しバランスを取ることもできる。
(文/SIX)
変更履歴
2021.11.25 メールマガジン用に書き下ろし
2022.8.3 note用に改稿
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