同音ライムは継ぎ足し法で作られる
同音ライムの延長
同音ライムは奇跡に恵まれない限り、基本的に継ぎ足し法を用いて構築する。
どの音であれば両側のフレーズを損なわずに延長できるか確認しながら、1音ずつ延長していく。
そのため、たった1音延長することに膨大な推敲時間を要する。
同音連打ライムの延長
同音連打ライムの場合は、両側フレーズでなく全フレーズに気を配りながら進める必要がある。
第一句と第二句が出来上がった後に、新たに第三句を探すといった作り方はしない。
当然、通常の同音ライム以上に“1音の延長コスト”が高くなる。
“一致音数xx音の同音ライム”といった評価指標も、希少性を測るうえである程度有用だと思う。
(文/SIX)
from 韻韻
変更履歴
2022.3.22 メールマガジン用に書き下ろし
2024.5.28 note用に改稿
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