同音ライムは日本語ライムの切り札

概要

同音ライムの難易度は言語によって異なる。

日本語の特徴は同音異義語の多さ

比較対象を英語と仮定して進める。

同音ライムは日本語ライムならではの韻といえる。
英語の歌詞において、意味を通しつつ何連打もの同音異義語を成立させることは困難だろう。※1

そもそも異なる言語間で韻の優劣を論じることは難しい。
しかし、日本語ライムにしかできないのはどのような韻かと考えた時、同音ライムはまさにそれを代表する韻の一つではないだろうか。

もちろん英語にも、日本語ではできない高度な踏み方があるはずだ。
その言語の特性を意識することは、より効果的な韻を考える助けになると思う。

(文/SIX)

脚注

※1 「意味を通しつつ」を強く要請する場合、日本語でもそれなりに困難である

from 韻韻
日本語圏以外にもこういう韻オタクいるのかなあ

関連項目

  • 同音ライム

変更履歴

2021.12.6 メールマガジン用に書き下ろし
2022.9.13 note用に改稿

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