繋ぎの重要性

概要

韻を評価する上で、鍵となるのは繋ぎの部分である。

繋ぎで手を抜かない

理想をいえば、ライムフレーズに掛けるのと同程度の時間を繋ぎに掛けるべきだ。
繋ぎを入念に練った韻は、完成度が高く感じられ、高評価につながる。
逆に繋ぎが凡庸であれば、どれだけ優れた韻も感動が半減する。

発掘工程だけで他ライマーと差別化できれば良いが、ライムフレーズは被ることがある。
もちろん繋ぎの文章も被る可能性はあるが、発掘したフレーズと繋ぎがすべて被るということは稀である。

どんな韻を選び、どのように配置するのか。
その一つ一つの作業にライマーの個性が反映される。

(文/SIX)

from 韻韻
誰とも手を繋がずに打ち込んできた男が申しております

変更履歴

2021.12.4 メールマガジン用に書き下ろし
2022.8.18 note用に改稿

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