実験的ギミック集
概要
創作に使えそうな仕掛けやアイデアを集めたもの。
2017年10月に書いたメモを元に再構成。
基本的に“没ギミック集”という位置付けだが、後に実現したものもある。
これらは最後にまとめて記載する。
一覧
「繋ぎでお待たせライム」バース1の繋ぎ部分と、バース2の繋ぎ部分がすべて韻を踏む
「五秒リフォーム」五秒ライムを別解で踏み直し
「対比ライム」ポジティブな言葉とネガティブな言葉でコントラスト高めに韻を踏む
「ウサギとカメ」過去最速bpmのバース1と過去最遅bpmのバース2に挑む
「ライムシャッフル」16小節書き上げた後、1小節単位に切り刻んでバラバラに配置する(元の形を推理しながら聞くのを楽しむ/お待たせライムの作り方を研究する)
「回文バース」回文のちょうど真ん中でバース1が終わり、バース2はバース1の歌詞を逆から読んでいく
「ステレオライム(ペア)」二人でLとRから同時発声する
「ステレオバース」バース1とバース2が全踏みになっており、バース3ではLR同時再生する
「ステレオフック」hook1⇒hook2⇒hook3と次第に被せるトラックが増え、L⇒LR⇒LRセンターのように賑やかになる
「同音縛りワンループ」同音ワンペア+同音ワンペア+同音ワンペア...で母音は全て統一しておき、ラップアンドビーツのようなワンループにする
「ロングワンループ」2小節程度の長めのパターンで、ラップアンドビーツのようなワンループを行う
「被せリサイクル」バース1の被せアカペラをそのままバース2で使う(被せに合うバースを書き下ろす石拾い的な作詞)
「曲連結ライム」たとえば2曲目から3曲目が同じ韻で終わって同じ韻で始まるようにアルバムがひと繋がりになる趣向
「ロングフック」バースが8小節、フックが16小節という逆転した構成
「区切りモーフィングライム」区切り位置を一音ずつ変化させながら連打する
「四種モーフィングライム」“母音合わせ”“子音合わせ”“リズム合わせ”“音程合わせ”を順に行いながら連打する(母音と子音の二種なら「東屋」で実行済)
「イラストロジック」すべての歌詞をひらがなに直して母音の「A」「I」「U」「E」「O」で5色に塗り分けるとピクセルアートが出てくる
実行済
「純和風」歌詞で横文字を禁止(「空蝉」「花宴」)
「濁音縛り」濁音だけで一曲書く(「濁音通」)
「脚韻禁止」韻の位置を脚韻以外にする(「八マイルは遠すぎる」「B WITH U」「Screen Is Blue」)
「ギネス最長ライム」認識可能な限界は4小節+4小節くらい?(「四面楚歌」)
「母音不一致ステレオライム」LとRで母音が一致しない歌詞を同時発声、許容率を探る実験(「Separate Ways」)
「韻面積100」繋ぎがなく、全ての文字がライムフレーズに属している曲(「四面楚歌」)
「トリプルアクセル縛り」同音ライムの3連打で16小節(「証人喚問」)
(文/SIX)
from 韻韻
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