共作のコンポーネント指向
概要
作者同士の化学反応が活かせるような創作を考える。
解説
共作の醍醐味は、参加者が互いに作用を及ぼし合う点にある。
ひとりひとりの参加者をコンポーネントとしてとらえたとき、それらが密結合か疎結合かという観点で考えられる。
個人的には、以前に別のコラムでも述べているように、この結合が強い作品に惹かれる。
それをより強く打ち出すためには、どんな企画が考えられるか。
最近重要になってくると思っているのは“創作過程のシェア”というコンセプト。
バース単位などのある程度の大きさで完成したものを持ち寄るのではなく、細かいパーツを作りながら組み立てていく。
具体的な手法として実現するには、作詞や作曲のツールを再考することが求められるだろう。
(文/SIX)
関連項目
コラム“共作にはインタラクティブな趣向を盛り込みたい”
「年末マイクリレー2017」解説
企画書“ライブライティング”
企画書“連載作詞実験”
変更履歴
2021.11.24 メールマガジン用に書き下ろし
2022.7.27 note用に改稿
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