用語集“強化コピー”

定義

元となった創作者や創作物よりも優れた部分を備える派生作品。
劣化コピーの逆。

だれかの“劣化コピー”は存在価値がゼロだが、もしも“強化コピー”ができた場合は独自性を認められるし、コピーではなくアレンジという認識に変わるだろう。(「チャックザジッパー」解説より)

MP6「証人喚問」のコンセプトは同音ライム4連打で、最長一致音数は6音である。
一方アンサーソングであるゴオウイン「Re:証人喚問」も同音ライム4連打に挑んでいるが、その最長一致音数は10音である。※1
これは強化コピーといえるだろう。

原曲と同水準でのクリアは、後出しという点を加味すると勝ち目がない。
部分的にでも上回った何かを用意するのがオリジナルへの敬意であり、アレンジの存在意義だ。

(文/SIX)

脚注

※1 まだ「Re:証人喚問」を聴いていないので最長一致音数のネタバレを知りたくなかった、という方は記憶消去サービスを利用してください

from 韻韻

すぎ花粉「Re:Re:証人喚問[下書きに保存]」(2023年5月)では、最長一致音数が15音とさらに強化されているよ

関連項目

  • 証人喚問

  • Re:証人喚問

  • Re:Re:証人喚問[下書きに保存]

  • 最長一致音数

  • 記憶消去サービス

変更履歴

2022.3.1 メールマガジン用に書き下ろし
2024.5.16 note用に改稿

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