オキシデンタル・ペトロリアム(Occidental Petroleum)のDACに注目
炭素回収・貯留ハブを開発する
2023年3月2日に発表されたオキシデンタル社のリリースで、子会社の1PointFiveがテキサス州南東部で炭素回収・貯留ハブを開発する計画を発表している。
このプロジェクトは、オフサイトで捕獲されたCO2を、石油・ガス生産とは関係のない、塩分の多い地層に貯蔵する。
スケジュールとしては、1PointFiveは、CO2を安全に貯蔵する能力を評価するための層序試験井の掘削と地下評価を完了し、2023年に2つのクラスVI許可を申請する予定です。2026年の稼働を予定している。
1PointFiveとEnterprise Products Partners L.P.の子会社は、地域の排出事業者(製油所、化学工場、製造施設など)からCO2を集め、1PointFiveのハブに配送するCO2輸送ソリューションの開発を進めている。
直接空気回収(DAC)を進めているオキシデンタル等は、今後二酸化炭素を貯留する場所が必要になるが、自社以外の排出企業にも二酸化炭素の貯留地を提供することを考えており、産業地域のカーボンニュートラル、脱炭素に貢献できる非常に有意義なプロジェクトだと思う。
引き続き、オキシデンタルのDACをウォッチ
以上
オイルウォッチ
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