【掲載も利用もすべて無料のメンエスサイト】オイルマフィアのできるまで
ご覧いただきありがとうございます。
1986年生まれ、兵庫県出身の高橋です。
大学卒業後、大手での勤務を経てフリーランスとして15年以上Web制作のエンジニアとして活動してきました。
興味があるかは分かりませんが、暇つぶしにどうぞ。
はじめに
私はもともとマッサージ好きで、雨の日も風の日も中国エステやメンズエステを渡り歩いていました。
中国エステでおばちゃん3人に囲まれマッサージを受けた事もあれば、
メンズエステで部屋番号を間違えられ、インターホンを押すとおじさんが出てきて無言で見つめ合うなど、様々な経験を経て、ようやく一人前になれた気がします。
そして、気がつけばメンズエステの利用回数は年間100回以上になっていました。
さて、メンズエステに足を運ぶ際、何を見てお店を探されますか？
検索サイトかX(旧Twitter)が主流になっているような気がします。
もちろん、私もそうでした。
そんな中、色んなサイトを見ていていつもこう思っていました。
「あ〜面倒くさいなぁ・・・」
途中で探すのが面倒になり「今日はもういいか」なんて事もありました。
☑︎広告が多い
☑︎無駄なコンテンツが多い
☑︎サイトが重い
さらには、お店のページに飛んでセラピストさんの出勤を見ては、また戻っての繰り返し・・・。
とにかく使いづらいのです。
それでも日々メンズエステを開拓するために奮闘していると、ふと気づく訳です。
「使いやすいサイトを自分で作れば良いじゃん。」
いちユーザーでしかなく、自分の職業を見失った結果、その考えに至るまで相当かかりました。
いきなり挫折
制作に取り掛かろうとした時期は4月初め頃でした。
サイトは一見、簡単に作れそうに見えても、なかなか難しいものです。
裏でプログラムを書く人がいる。
表のデザインをする人がいる。
作って終わりではありません。
サイトを世間に認知してもらうため、ブランディングするマーケターのような人もいる。
などなど。
様々な仕事が合わさり、一つのサイトになるのです。
大手の会社に依頼すれば、一元管理で楽かもしれません。
ですが、いくらかかると思いますか？
その見積もり額
なんと
300万円！
※ちなみに、内閣府のHPは数千万円かかっているようですね。
そこからサーバー代や維持費のようなランニングコストも発生します。
ちょっと詳しい方なら、「そりゃその位はかかるでしょ」てなものですが、割とかかるものなのです。
しかし、そんな経費もかけられません。
というのも、多くの人に自由に使ってもらいたいという思いから、
あまり収益化を考えていなかったからです。
私も一人で全てをこなせませんので、まずは仲間を見つける必要がありました。
ですが、そりゃもう酷いものです。
収益化を考えてない訳ですから、儲からないビジネスはやらないのが普通です。当然です。
断られるならまだしも、無視される事もしばしば。
知人はもちろん、最近では個人のフリーランスを探せるランサーズやココナラのようなサイトも多いですから、ひたすら依頼のメール。
それはもう丁寧に丁重に。
しかし
・予算がかけられない事
・内容がメンズエステである事
これらを主な理由に、驚くほどスムーズに断られます。
まさかのブロックされた時には心が折れかけました。
「やっぱり難しいか・・・」
そして、ついには諦めようと考えていたのです。
ある人との出会い
ある日、一人の男性と仕事の打ち合わせをしていました。
その男性はアマノさん(仮)。
先に記載したような仕事をマルチにこなす現役バリバリのプロ。
現に仕事を依頼するとなると、年間1000万円以上は支払わなければならないでしょう。
もちろん、そんな方に協力してもらえるなんて1ミリも思わず、
何気にメンエスサイト制作の話をしていると
「やりましょうか？」とどこからともなく声が聞こえます。
空耳かと思いました。
何度か一緒に仕事をした事のある方ですが、
今回は大した報酬を払えませんので、今までとは訳が違います。
「え？」ともう一度聞き返します。
アマノさん「ですので、やりますよ。」
耳を疑うような返答でした。
私「ですけど、報酬は・・・」
アマノさん「わかってますよ。タダでやりますよ」
おかしい。
ただの変態か
もしくは理由はもう一つ。
そうです。
アマノさん「私、紙パンツは横スカ派なんですよね。」
この一言で私は確信しました。
ただのメンエス好きの変態だと。
そして数日後、いよいよ本格的に作成に取り掛かるのです。
いよいよ制作
こういったサイト制作において、
ユーザーからは求められていないものに仕上がる事が多々あります。
というか、ほとんどがそれ。
確かに、サイトは自分の技術を見せつける場ですから、
特にエンジニアのような技術者は、ここぞとばかりに余計な機能を搭載したがりますし、デザイナーは無駄なデザイン盛り込みたがる。
結果、自己満でしかない不要なモノに仕上がってしまうのです。
今回、良かったのは、私もアマノさんもメンエスユーザーであること。
これはどの分野においても本当に大事なことです。
結局、このサイトを使う人は、メンエスユーザーとお店さんなのですから。
「無駄な広告やコンテンツを省いてシンプルで見やすいサイトにしよう」
まず、当初の「見やすいサイトづくり」これを大前提としました。
無駄な機能を省いてどの機能を残すか。
皆さんはどうでしょうか？
見たいのはなんですか？
色んな方にもヒアリングし、一つの答えに辿りつきました。
知りたいのは
「で、結局どんなセラピストさんがいるの？」
これなのではないでしょうか。
以前とは違い、今ではメンエスも広く認知され、
ユーザーは遊び方や様々な情報をすでに持っているので余計な情報は大して必要ないのです。
この機能に特化する事を決めてからは、他の機能をほとんど削除しました。
東京、大阪、名古屋・・・。見たいエリアをタップするだけで、出勤中のセラピストさんが一覧で表示されます。
ただそれだけ。
でもそれがいい。
みんな、見たい情報をパッと見たいのです。
でもそれだけではつまらない。
セラピストさんを比較しやすいよう、プロフィールのページへその都度移動する仕様もなくしました。
サクサク見れます。
自分でも驚いたのですが、シンプルにしたことで読み込み速度は大手サイトさんの10倍を記録しました。
こういうサイトの読み込み速度が遅いのは結構なストレスですからね。
皆さんも経験あるのではないでしょうか。
さらに磨きをかける
着実に制作を進めていく中、もっとユーザーに寄り添えるサイトにならないかと考えていました。
利用者として困る事を考える・・・。
そうだ。
自分だけのリスト機能が欲しい。
メンズエステも増えたことで、気になったお店やセラピストさんがいてもすぐに埋もれてしまいます。
似た名前のお店やセラピストさんも多くて覚えにくいのです。
気になったお店やセラピストさんがいれば、ワンタッチでリスト化できるようにしたい。
それだけではなく、気に入ったセラピストさんに訪問後、「良かった or 良くなかった」の振り分けもできるようにしました。
どんなサービスだったか、どんな雰囲気だったか、自由にメモも残せる機能も追加し、会員コンテンツとする事にしました。
もちろん、会員登録は無料。
さらに便利な機能も計画中です。
まだまだ便利になりますよ。
お店の立場にもなって考える
いくらユーザーが増えても、掲載するお店さんが少なければ意味がありません。
お店さんの立場にたち、営業をしているとして考えてみる。
私自身もフリーランスとして活動する身。
売上と経費がプラス・マイナスとして、ダイレクトに影響します。
ですから、無駄な出費や労力には敏感です。
１、無駄な経費をかけない
２、余計な労力をかけない
自身に置き換え、この2つを大事に考えました。
１、まず無料であること。
正直、当初は広告費をいただこうとしていました。
やはり、労力がかかる分、リターンを得ようとしてしまうのは人の性。
ですが、初心忘れるべからず。
なんのためにサイトを作ったのか。
自由に多くの方が使え、このような魅力的な文化が盛り上がればそれで良いのです。
と、ふと我に返る。
さらに、大きな理由はもう一つあり
広告費を設定することによって、資金が潤沢な企業が一人勝ちする状況は回避したかったのです。
小さいお店や会社でも魅力的な所は山ほどあります。
私自身、独立して間もない頃は苦労しました。
宣伝する費用もありません。
そんな中、自由に発信できるSNSがあったおかげで、本当に助かったのを覚えています。
今後、サーバー代などがかさみ、出費が大きくなりそうな場合は、
一部の機能だけ有料化するか、Youtubeなどのようにスポンサーは募るかもしれません。
ただ、基本的な掲載は将来的にも有料化するつもりは一切ありません。
【掲載はコチラ】
２、余計な労力をかけないこと。
お店さんの業務は多岐に渡るため、忙しいはず。
私のようにずっとWebとにらめっこしている訳にはいきません。
ですので、サイトを管理する労力をできる限りかけたくない。
最低限の機能と使いやすさを意識しました。
情報更新する箇所が多く、手がとられる。
サイトではよくある事です。
更新箇所が多くサイトが活性化しているように見えれば、Googleからの印象も良い訳ですから。
こんなものはサイト側が楽したいだけです。
サイト側のエゴ。
最低限を残し、排除。
そもそもお店の営業を助けるのが広告ですから、
負担は広告側が負うべきです。
というわけで、コツコツ情報更新も頑張ります。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。
メンズエステ検索サイト「オイルマフィア」はこれからまだまだ進化していきます。
新しい企画や情報を発信していきますので、SNSもフォローいただけると幸いです。
・X(旧Twitter)
・インスタグラム
また、noteには具体的な制作の方法などもまとめていきたいと思います。
ありがとうございました。
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