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アルテミスステークス 全頭追い切り評価

全頭追い切り評価
①ライトバック
1週前にビシッと追って最終は軽めに。
最終追いはコーナー~直線に向いたときに折り合いを欠く面を見せた点はマイナス。
まだまだ子どもの面を残しつつも、これだけ走れるのは素質の証。

②ショウナンマヌエラ
時計的には目立たずもここまでの2戦も同じパターン。
厩舎的にも楽に入って加速ラップというパターンが特徴で。
良くも悪くもこの馬なりに、というところ。

③ニシノコマチムスメ
気合いをつけてビシッと追われるも伸びを欠く。
小柄牝馬で仕上がり早タイプとはいえ、まだまだ未完成。

④チェルヴィニア
古馬を相手に手応え圧倒で楽に同入。
終いの反応も良し。
特に改修で勾配きつくなった美浦の坂路で加速ラップを踏めているのは秀逸。
2歳のこの時期としては水準は十分すぎるほど。

⑤シュシュトディエス
1週前の栗CWでは僚馬に遅れ。
時計的に伸びながらというよりも止まってしまったという感じは気に入らない。
最終追いは終い重点ながら手前替えがぎこちなくフラつく。
総合的に追い切り的にはあまりいいところが見られなかった。

⑥ミエノブラボー
ラスト3F38.3-11.4の加速ラップフィニッシュ。
前走3F38.9-12.1
2走前3F38.2-12.2秒
を考えれば終いの脚に磨きをかける攻め。
全体時計はまだまだ詰める余地あって、成長の余地を残すも現時点では順調にきている。

⑦エリカリーシャン
初戦はウッドコースメインの調整から2戦目の今回は坂路メイン。
軽快に動けて時計も出ているので心配はなさそうも…
1つもウッドを使われなかったのはやっぱり心配。

⑧サフィラ
中3週と間隔が詰まることもあって全体的な負荷は軽め。
それでも栗CW・坂路と異なる調教場でスムーズな伸び。
この点は良血馬らしい素質を感じさせて。
素質馬だけに次(阪神JF)を見据えているような感じもあって。
これくらいの仕上げでチェルヴィニア他を抑えて勝つようなら今後が楽しみに。

⑨スティールブルー
同じレースに出走のミエノブラボーと併せ馬。
大きく追走から入ったとはいえ、一度も鼻面を合わせられなかったのは不満。
自身なりには全体時計を詰めて、終いも1F11.3と伸びているので悪くはないが。
まぁ良くとれば、まだ成長の余地を残す、といったところ。

⑩ラヴスコール
まだ全体的に非力な面が残って、トモの甘さもある。
だからこそ負荷をかけ切れていない。
まだまだ子どもという感じで、これできっちり新馬を勝ち上がるのだから強くなる素質を秘める。
初戦の勝ち方は余力がありましたし、実が入れば本当に強くなるかも、と思わせる。

総評

完成度チェルヴィニア
強くなるかもラヴスコール
これくらいの仕上げで勝つなら楽しみサフィラ

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