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坂下神社の花馬祭り
花馬のおこりは、木曽義仲公が平家追討出陣の折、武運長久を祈願するため坂下神社へ参拝しようとしましたが、木曽川が氾濫して渡舟が出来ず、妻籠城主樋口次郎兼光の献策で、幣を結びつけた かぶら矢を社めがけて射かけると、矢はうなりをあげて川を越え、草原にグザッとささりました。対岸に出迎えた氏子頭 原善右エ門義明等が、その矢を受けとり、下組の馬の鞍にさし直ちに坂下神社へ代参しました。
この効があったのか、平家追討に成功した義仲は、旭将軍を賜わりました。その知らせが伝わってくると坂下村三郷(下組、合郷、町組)の人々は歓喜し、幣を結びつけた矢を三条作って下組の馬の脊に立てて、庄屋、組頭を先頭に村中総出で笛、太鼓を打ち鳴らし参拝したことが始まりだと伝えられています。
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