逆さ霧2

質問箱への回答についてと、令和元年台風19号のこと

こんにちは。

今日は質問箱の回答をしたいと思います。
質問箱のプラットフォームの中で回答をするにはすこし難しいお話だったので、きちんと考えてお返事をしたいと思ったからです。

今回、このような質問をいただきました。たくさん書いていただいてあったためいくつかに分割した画像になりますが、以下のような内容です。

10月17日に質問した人間です。あの時は感情的で不躾な質問をしてしまい、申し訳ありません。しかし、質問に答えてく___Peing_-質問箱-

10月17日に質問した人間です。あの時は感情的で不躾な質問をしてしまい、申し訳ありません。しかし、質問に答えてく___Peing_-質問箱- 2

10月17日に質問した人間です。あの時は感情的で不躾な質問をしてしまい、申し訳ありません。しかし、質問に答えてく___Peing_-質問箱- 3

10月17日に質問した人間です。あの時は感情的で不躾な質問をしてしまい、申し訳ありません。しかし、質問に答えてく___Peing_-質問箱- 4

10月17日に質問した人間です。あの時は感情的で不躾な質問をしてしまい、申し訳ありません。しかし、質問に答えてく___Peing_-質問箱- 5

質問していただきありがとうございます。

おいでよ上田という非公式で得体のしれない存在が、この台風19号に関して、このときたくさんの情報を発信しました。
その際、多くの方から労りの言葉をかけていただきましたが、その一方で、こういった不快な思いをされている方もいるだろうな、というのは正直考えることはありました。
ですが、幸か不幸か、このご質問をいただくまで、それをわたしが見聞きすることはありませんでした。

そして今回、こういったご意見があることがわかり、またそれをきちんと伝えてくださったことを本当にうれしく思います。ありがとうございます。

それと、10月17日にも質問をいただいたようですが、フィルターではねられてしまったのか、確認することはできませんでした。申し訳ありません。
その際どういったご質問をされたのかも不明なのでこれに関してはお答えすることができませんが、ご了承ください。

「批判することは批判しよう」について

先日の台風被害があったなか、実際に市役所の方数名から、DMでご連絡をいただくことがありました。

こんな得体の知れない存在に対して、どの方ももったいないくらいありがたい言葉をかけていただき、また、行政でしかできないこと、民間だからこそできることがあるのだということも気づかされました。

そしてそのうちのおひとりからいただいた言葉が「行政に対して、必要なことは堂々と批判してほしい」というものでした。
もし次も同じような災害が起こった時にこうしてくれたらもっといい、改善してほしいなどの意見は、まだ台風の記憶が新鮮な状態でのほうが詳細に伝わると思ったため、あのタイミングで発信をいたしました。

それはおっしゃるとおり、市役所の皆さんの仕事を増やすことを促したことになります。
ですが、タイミングを計っているうちに記憶が薄らぎ「まあ、別にそこまででもないか」となる可能性もあり、時間がたつうちに「改善が必要だった」と感じたことも忘れていってしまうものです。
市役所の皆さんのお仕事を増やすことと、必要だった改善点が詳細に伝えられなくなることを天秤にかけたとき、みなさんの台風の関心が最も高かったあのタイミングで発信することがベストであったと今でも思っています。

市役所の方や議員の皆さん、そして市長ももちろん、連日大変な役割をこなされているというのは推察いたします。それは台風の日からずっと感じていることです。言い訳のように感じてしまうかもしれませんが、あえて発信しなかったわけではなく、「上田は観光するのに問題ないし、いつでも遊びに来て大丈夫」を発信することが、「おいでよ上田」として最優先事項であり、「おいでよ上田」はそうあるべきだとわたしが判断したからです。

ですが、「批判」という表現は「攻撃する」ととらえられかねないというのは想定するべきでしたし、それについては反省しなくてはならないと気づかされました。
本当にありがとうございます。

そして今回のように批判をしていただくことで気づくこと、反省することももちろん多くあります。一つの指摘があった場合、同じ意見をお持ちでも声を上げていない方がたくさんいるということです。
「おいでよ上田」に対しても、必要なことは批判していただくことは大切であると思っていますし、声を上げない方の意見を伝えていただけるのは非常にありがたいことだとも考えています。

おいでよ上田がSNSに重点を置く理由

上田市にかぎらず、多くの地方都市が高齢者の割合が多くなっているのは十分承知をしています。
情報が必要な方もSNSをやっていない方が多くいますし、インターネット自体を使っていない方も多くいます。もちろんそういった方をないがしろにしているわけでは決してありません。

ですが、「おいでよ上田」として活動をしている限り、わたしの力はSNS、特にTwitterから外にはほとんど影響力を持たないことを知っています。
フォロワーさんが比較的多いとはいえ、「おいでよ上田」がどんなに発信しても、それが届かない人が多くいるのは事実です。

今回のような緊急時、わたしがいくら情報発信をしたところで、特にネット文化にあまり触れない方や、日本語の読解が難しい市民の方、インターネット環境がない方などには情報は全く伝わっていなかったでしょう。

この例に挙げたような方たちに情報を伝えようとなると、「おいでよ上田」よりも的確に、効率よく情報伝達をできるスキルを持っている方がいます。
まったくそういったスキルを持たないわたしが緊急時にそういったことをすることは、むしろ専門の方の邪魔をしてしまったり、情報伝達の精度や正確性、速度が落ちてしまったり、混乱を招いてしまうことも考えられます。

そのため、その時の「おいでよ上田」として、できることを、できる範囲で、精いっぱいやった。
その結果が、SNSであるTwitterに特化した情報発信だった、という結果になりました。

これに関しては、「おいでよ上田」の特性上ご理解いただければ幸いです。
また、もし「おいでよ上田」がカバーできない方たちに対して情報伝達のスキルを持っている方が、「おいでよ上田」に協力をしてほしいということであれば、できる限りのことはしたいと考えています。

市長・議員になってほしい、ということについて

今回のことで、まちで活動している人が「議員になりたい」と思う感覚とはどういうものかをはじめて味わうことになりました。
先ほどの項目でもご指摘いただき、またお答えしたように、現状の「おいでよ上田」ではできることも少なく、また情報伝達できる範囲もかなり限られてしまいます。

そのため、もっと多くの人に伝えることができれば…とか、わたし自身が公の存在であればもっと違うアプローチをできたのだろうか…とか、実際のところ、考えました。

そして実際にそういうご意見をいただけるというのは、おいでよ上田という存在に対して非常に期待を寄せられているのだな、というのも感じました。

もし今以上に皆さんから表立ってそういった期待の言葉がたくさんあったり、わたしの覚悟やタイミングが合ったら、もしかしたら議員や市長に立候補することも100%ないとは言えません。

ただ、そのタイミングはいまではありませんし、そのタイミングが将来来るかどうかはわかりません。
いま「おいでよ上田」のTwitterをフォローし、応援してくださっているみなさんはそういったことを望んでいないと思いますので「今ではない」し、今回の台風に関して市政に意見をしたことの「責任を取る」というあいまいな理由で挑戦をすることは絶対にしません。

ですが、ご期待を寄せていただいていることは本当にうれしく思っています。ありがとうございます。

むすびに

ご意見を頂いたとおり、おいでよ上田がそれなりの影響力を持っていることはわたし自身も自覚しています。

しかし、「おいでよ上田」が持っている影響力は大きく見積もっても、「地方のWEBメディア並」だと考えています。
「おいでよ上田」は発信することそれ自体で報酬を得ているわけでもないため、勤務している仕事の傍らの趣味の範疇を超えないように運用しています。
そのため、中の人であるわたし自身に大きなストレスがかかるようなことは極力排除し、中の人であるわたし個人の生活に影響が出ないように続けていくことを最も大切にしています。

そういったスタンスを保っていても、多くの方にフォローしていただいていることは非常にありがたいことですし、幸せなことです。
そのため、今「おいでよ上田」をフォローし、頼りにしてくださる方には出来る限りそれにお応えしたいとも思っています。

しかし「おいでよ上田」として出来ることは前述の通り限りがあります。どんなに頑張っても、物理的・労力的・能力的になど様々な理由でお応えできないこともあります。それは個人的な趣味で行っていることだからです。

もし「おいでよ上田」のこういったスタンスにご理解を頂けないようであれば、残念ですがブロックなどしていただいて、あなたの目に触れないようにしていただくのが良いかと思います。
「おいでよ上田」はどこまでいってもわたしの趣味であり、「誰かに言われたから趣味というスタンスを変える」ことはしません。

「おいでよ上田」はわたしのための趣味であり、誰かのために運用しているわけではない、ということをどうかご理解ください。

おいでよ上田

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