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ヘルスケア新聞 雨が降ると痛む…天気痛の原因と湿布の選び方

こんにちは、大井田薬局です!

最近雨が良く降りますね!
雨が降ったり、気圧の変化があったりするとなんだか節々が痛い…古傷が痛む…という方も多いと思います

そんな、慢性的に痛みがある人や、スポーツや捻挫や打撲による急な痛みに役立つのが湿布薬ですよね

そこで、今回は、雨が降った時の痛みの原因や湿布薬ついて詳しくご紹介します!

ぜひ、最後までお付き合いください!


 雨が降ると痛くなる?原因は何?

昔から、雨が降ると膝が痛い、昔の傷が痛むなんて言いますよね。人によっては、傷が痛むからそろそろ雨が降るな…なんて冗談をいう方も。

どこまで冗談なのかわかりませんが、 雨が降ると体痛む原因は割と解明されています。

原因は『気圧と自律神経』です。
そして、痛みにも名前がついていて『天気痛』なんて呼ばれたりします。

天気痛の原因は、気圧の変化だと言われています。

体が気圧の変化を感じ取って、自律神経の一つ、交感神経を刺激してしまうのだそうです。
交感神経が活発になると痛みの神経も刺激され、痛みを感じやすくなってしまいます。

つまり、天気痛を感じやすい方は、気圧に敏感…ともいえそうです。

先ほどの冗談もあながち間違いではないのかもしれませんね。


湿布薬の種類

痛みがでると湿布薬を使うことも多いかもしれません!
湿布薬を適切に使うとより良い効果を得られます。
紹介していきますね

湿布薬には大きく分けて、テープ剤、パップ剤、その中で冷感湿布と温感湿布があります。それぞれの特徴と使い分けについて詳しく見ていきましょう。

テープ剤

・薄くて軽い
テープ剤は薄いシート状で、軽くて取り扱いやすいのが特徴です。
衣類の下に貼っても目立ちにくく、日常生活において違和感なく使用できます。

・密着性が高い
テープ剤はパップ剤と比べて肌にしっかりと密着するため、動いても剥がれにくいです。
特に関節部分や動きが多い箇所に貼る場合に適しています。

・持続時間が長い
通常、テープ剤は一度貼ると長時間効果が持続します。
効果が長く続く製品が多く頻繁に貼りかえる必要がありません。
しかし、長時間貼るため、皮膚がかぶれやすい場合があります。
汗をかく時期や敏感肌の方は注意が必要です。

パップ剤

・厚みがあり、冷却感が強い
パップ剤は厚みがあり、水分を多く含んでいるため、貼るとひんやりとした冷感があります。
特に急性の炎症や腫れを伴う痛みに効果的です。
しかし水分を含んでいるため、汗や動きによって剥がれやすいことがあります。

・柔軟性が高い
パップ剤は柔軟性があり、体の凹凸にフィットしやすいです。
大きな関節や広い範囲に使用するのに適しています。
ただ、厚みがあるため、衣類の下に貼ると目立ちやすく、外出時には使いにくいことがあります。

・短時間の使用に向いている
パップ剤は冷却効果が高いため、短時間での使用が推奨されることが多いです。
通常は数時間から半日程度の使用が一般的です。
長時間の使用には向いていないため、頻繁に貼り替える必要があります。
テープ剤より密着力は劣るため、かぶれにくいものが多いです。

冷感湿布

l-メントールなどの冷却成分が含まれており皮膚の冷感受容体を刺激するため、脳が「冷たい」と認識し、実際には温度が変わらなくても冷たさを感じます。

そして、貼った瞬間から患部を冷やす効果や湿布自体の材質や水分の蒸発による物理的な冷却効果も加わり、冷感が持続します。

この冷却効果により、痛みを和らげ、炎症の広がりを抑えることができます。

日常生活での突発的な関節痛、スポーツ後の筋肉痛、捻挫や打撲などの急性のケガ、炎症を伴う関節痛により効果的です。

温感湿布

温感湿布には、唐辛子エキス(カプサイシン)やニコチン酸ベンジルエステルなどの温熱成分が含まれており、これらが皮膚を温めることで血行を促進します。

慢性的な痛みやコリに効果的です。

寒い時期や冷え性の人にも適していて、持続的な温感によりリラックス効果も期待できそうです。

急性の炎症には不向きで、温感成分が刺激となる場合があるため、敏感肌の方は注意が必要です。

湿布を使用した際に起こる症状

光接触皮膚炎:湿布に含まれる成分(ケトプロフェンなど)が皮膚に吸収され、その後、紫外線(UV)や可視光線などの光にさらされると皮膚細胞にダメージを与え、炎症反応が引き起こされます。

発赤、痒み、水疱、鱗屑などの症状を引き起こすため注意が必要です。
湿布を貼った部位に限らず、周囲の皮膚にも広がることがありますね。

特にケトプロフェンは、光接触皮膚炎を引き起こすリスクが高い成分と言われています。

ケトプロフェン含有湿布を使用する場合は、貼付部位を紫外線から保護、使用中は衣服で患部を隠し、直接日光を避けるなどの対策をしましょう。

異常を感じたらすぐに使用を中止し、医師に相談することも大切です。


まとめ

湿布薬は、痛みや炎症を和らげるために広く使用されている外用薬です。

急な痛みや炎症には冷感湿布を、慢性的な痛みやコリには温感湿布を使用することで、より効果的に症状を改善することができますね。

湿布の素材によっても特性が違うので、今回の記事を参考に、適切に使い分けて頂けたら幸いです。

湿布薬をうまく使って、なんだか体の痛むこのシーズンを乗り切りましょう!


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