【加賀起き上がり】発祥の安江八幡宮秋祭り
あめつちの便り「土の音」🌺
【安江八幡宮 秋季例大祭 斉行と 土の音奉納】
本秋も秋季例大祭が厳かに斉行された(9月14〜16日)。
筆者家の産土神(今は氏神様とも)だから、元より通るたびにご挨拶、祭りの時は土の音を奉納。
産土神の産霊(ムスビ)から産み出された自分の 揺りかごでもあったお宮は、意識はせずとも心身形成の原点とも云える。
子どもの時から遊び場でもあり、祭りといえば勉強免除の無礼講(笑)
そう言えば遅く帰っても晩飯お預けにはならなかった(普段は茶碗に飯つぶ一つ残しても怒られた)。
父と母と産土神に改めて感謝の心を向けることは、自分の精神的生命力の根っこに栄養を補給することだとも言われる。
☆【童神】安江八幡宮例大祭ing Ocarina by Akira.U
:https://youtu.be/qG1y7GikW68
栄養と言えば、「玄米」の「玄」は 空間・時間を超越し、天地万象の根源となるもの…との意がある。
玄米のイノチである「胚芽」の「胚」は、「 身ごもる」や「はらむ」の意味を持ち、體(からだ)を作る生命力の源といえる。
「豊葦原之 千秋 長五百秋之 水穂国」(とよあしはらの ちあきの ながいほあきの みずほのくに)、略して「豊葦原瑞穂国」。
云わば「悠久に続く稲穂の実る 美(うま)し国」の意味。
自分が、世界文化遺産の「和食」の発信地日本に産まれた意味と使命を改めて辿りたいもの。
⭕️参考《秋の例大祭「土の音」奉納次第》
秋祭りは、毎年9月14~16日にわたって執り行われ、主儀礼は 9月15日。
●この度、平成二十六年(2014)九月十五日午前十一時から厳かに斉行。
例大祭が始まる直前に、私がまず拝殿に案内され、演奏場所を教えて頂き、前から二列目の席に 土笛(オカリナ)の箱を置く場所と共に私が座る席を指定される。
ついで神職の方がお祓いをして塩を降ってくださる。
氏子総代はじめ氏子の皆さん七名が渡喬され、拝殿に着席なさるとお祓いを受ける。
さらに一般参拝者にもお祓いを行ったあと、宮司と祭員が拝殿に入り着席。
宮司の「一拝」に合わせ氏子各氏と私も拝礼。
宮司が拝殿から奥宮へ移り「開扉」。
この間、龍笛・太鼓・篳篥(ひちりき‥太鼓の方が器用に)・笙‥による「奏楽」が断続的に続く。
巫女二人による綺麗な音色の 「神鈴振り」で拝殿の私たちや参拝者が祓い清められる。
さらに、「献饌」(お供え物)が奥宮に手渡しで運ばれる。
「祝詞奏上」と 宮司による「玉串奉奠」(たまぐしほうてん…榊の小枝に 紙垂ーしでーをつけた玉串に自分の心をのせ、奉奠するー神にささげるー)。
続いて氏子各氏の玉串奉奠、さらに自分にまで玉串をお運び下さり奉奠させて戴く。
「神楽」のあと、宮司の「一拝」と共に拝礼。
ここで、土笛(オカリナ)奉納演奏となる。(安産祈願の多い神社であることも踏まえた選曲)
♪曲一、「赤とんぼ」‥「赤とんぼ」は「秋津州(あきつしま)」と呼んだ日本の稲作文化の豊穣のシンボルとも云われる。
♪曲二、「星に願いを」‥木製のピノキオが良いことをして血の通う人間に生まれ変わったことから、佳き児を孕(はら)み 佳き成長を願って❣️
♪曲三、「童神(わらびがみ・天の子守唄)」沖縄県の古謝美佐子作詞、佐原一哉の作曲(1997) ‥胎教によいと云われる。沖縄の鈴木 誠先生(長寿科学研究所所長)が、筆者の訪沖の際、日野原重明先生の新老人の会繋がりで一席設けて下さった時、全員で気持ちを込めて歌った。
一、
天(てぃん)からの恵み 受きてぃ此(く)ぬ世界(しけ)に
生まりたる産子(なしぐわ) 我身(わみ)ぬむい育てぃ
イラヨーヘイ イラヨーホイ
イラヨー 愛(かな)し思産子(うみなしぐわ)
泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー
太陽(てぃだ)ぬ光 受きてい
ゆういりヨーや ヘイヨー ヘイヨー
勝(まさ) さあてぃ 給(たぼ)り
(↑↑すこやかに霊験あらたかに育ってね)
♪曲四、「小さな木の実」‥子どもが逞しく生きるよう願いが込められている。
「小さな木の実」を大ヒットさせた歌手の大場照子さんは、自ら逞しい実践力を各世代に示すように、【玄米菜食】や【玄米酵素ハイ-ゲンキ】等の実践から食生活を改善し、自らのガンを【自然退縮】により消失・克服された。
♪曲五、「月の砂漠」‥辛いこともある人生をどこまでも共に乗り越えていこう‥と哀愁が漂いつつ底力を持つ旋律が人を魅了してきた名曲♪
このあと「奏楽」をもって一連の式が完了。
退席後に氏子各氏と共にお神酒を一口拝受。
……………………………………………
願わくば、大自然の下に生かされて在る感謝を分かち合い、健やかに生きる基本「和食」文化と「和」の心から平和への礎石を築かんことを❗️
◼️《入口掲示板解説文》
【安江八幡宮】
御祭神 誉田別尊(応神天皇)
気長足姫尊 (神宮皇后)
玉依姬命
【金沢水天宮】
御祭神 天御中主神
安德天皇
御由緒 安江八幡宮
御祭神は、古代日本の文化に偉大なる御功績のあった 応神天皇 と、神宮皇后と玉依姫とをお祀りし、今から約千百年前、即ち天慶二年に御鎮座になった地方の名社であります。
江戶時代には前田加賀藩主、及び大聖寺藩、宗教せられまして、火防や病気平癒を祈られ、又社殿の修繕・祭器祭具を寄進しらいました。
神社のある此花町(旧町名 鍛冶町)は、以前、安江鍛冶町といって多くの刀鍛冶の住んでいた所で、有名な泰平・兼若等もここにいて、これらの刀鍛冶が水火の伝授を必ず神社の境内で行った事から、今でも俗に 鍛冶八幡さん と言われて、親しまれています。
以前は 武蔵町・高岡町(旧町名 宗町・石屋小路・高岡町下薮内)にまたがる、広大なる境內地でありましたが元禄三年三月十七日の城下の大火で本殿を残して炎上し、その後現在地へ遷座になったのであります。
御由緒 金沢水天宮
総本宮の久留米水天宮の分霊をお祀りしたもので、十三代前田斎泰藩主が、金沢に水天宮が祀られていないので、本宮の分霊を頂き、当宮にご自分の真筆で、水天宮と書かれた額を寄進された県内唯一の水天宮の鎮座であります
現在は安産祈願の母子で賑わい、お産の軽減・丈夫な児の誕生・健やかな成長を祈願する三通りの御守りを頂いています。
加賀八幡起き上がり
加賀八幡起き上がり発祥の八幡宮で、昔八幡大神のご誕生の折、真紅の産着のお姿を写し、これを八幡起き上がりとなづけました。
昔、氏子の一老翁が当宮に参拝して御神像を受け、広大なる御神恩に浴した事を悦び、この起き上がりを発案して正月に献じたのを社参の人達がこれを拝受して、厄除け・病気平癒・愛児の健康祈願・起き上がると言われるため社業繁栄・商売繁盛の御守りとして、大事にしたのです。
⭕️ちなみに、境内の【ヒイラギ】の樹木の幹周りは 1m 10cmほど。稀なる【ヒイラギ】の大木といえる。
【ヒイラギ】(柊・疼木・柊木、学名: Osmanthus heterophyllus )は、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。とげ状の鋸歯をもつ葉が特徴。
「邪気を払う縁起木」として生け垣や庭木にも植えられる。
花期は10月中旬 - 12月中旬で、花は仲間のキンモクセイに似た芳香がある。
若樹のうちは葉の棘(トゲ)が多いが、老樹になるにつれ刺は少なくなり、葉の縁は丸くなっていく。
教えて下さった故 木村久吉先生(石川県自然保護協会会長、東大医学部から金沢大学薬学部教授)が、「私みたいに歳とってもトゲが減らない者もいる」と苦笑されたのが胸に残り、今なお尊敬してやまない。
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【土の音】(食育のグリーンノート&土の音工房)
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