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『はづかしさう』−攻めたシャイガール−『風俗三十二相』

昨日のクリスマスイブバイトが意外にも混みませんでした笑。
どちらかというと暇だったのでまた香港人の新人さんと日本のこととか香港のことをお話ししました。
そこで絵画の話になって、日本の絵画で見たことあるものなんですか?と聞いたら、「夏の、北斎の絵の見にいきました。」といっていたので六本木の?と聞いたらそうといっていたので「北斎づくし」の展示を見に行ったとのこと!!!めっちゃ盛り上がって、意気投合した笑。
仲良くなれたので帰りに「良いクリスマスを〜!」といってもらえました。笑
嬉しい。


そんな嬉しい今日は月岡芳年『風俗三十二相』第二十九「はづかしさう 明治年間 むすめの風俗」です。

この女の子はなんだかモダンなファッションをしていますね。
なかなか黄色と黒のチェックを当時着ようとしてる人なんていなかったのではないでしょうか。
今でもスカートにもコートにもなる柄ですね。反対に当時の鹿子絞りの柄?とかは今では座布団とかお手玉の柄にしか通用しない地味さを引き出してしまいますね。

この少女はこんなにおしゃれな着物を着ていることからやはり金持ちの家の子供であるようです。
この黄色と黒のチェック模様は黄八丈と呼ばれるそう。

黄八丈は、黄色、樺色、黒色の3色を基調とした絹織物です。染料は島内に自生している植物の草木染で、黄色は八丈刈安(コブナ草)、樺色はマダミ(タブの木)の樹皮、黒色は椎の木の樹皮と沼浸けで染めて行きます。
媒染は榊・椿の灰汁(あく)など、アルミナ媒染によって鮮やかな発色が生まれ、独特の雅味と光沢を作り出しており、孫の代まで色褪せないといわれる卓越した染色技術が特徴です。
織機は昔は地機で織られていましたが、現代では高機により織子が丁寧に力強く織り上げて行きます。
一説には、一疋(二反分)の長さが曲尺で八丈(約24m)に織られていた事が「八丈島」の由来とも言われています。

まさか八丈島と関係しているとは思いませんでしたが、島だと独特で奇抜な色を使う服装があったりしますよね。

この少女のお歳がいくつかはわかりませんが、およそ13、14あたり?
この年頃の女の子が袖を噛むほど恥ずかしそうにしてしまう状況とは一体どんな?

本にもあるとおり、好きな男の子と二人きりになっている状況かもしれないですね。
親が用意した状況かもしれないけれど、自分なりにおしゃれしてトータルコーディネートをしているのかもしれないですね。

13、14くらいというと今では中二中一位の年齢ですよね。
それくらいだと誰が好き誰が気になってるとかの話は盛り上がりますが、実際に好きな男の子と二人になったとしても大人のように最大の力を発揮できるような恋愛面での度胸はまだない年頃ですね。

でもこの少女、よく見ると首元がはだけている様子。
ちょっとしたところで色気を垣間見せるテクニックを持っているというところではかなり恋愛には積極的かもしれないタイプでしょうね。

今日はここまで!    

#月岡芳年 #風俗三十二相 #はづかしさう

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