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好きな曲を紹介する記事

 積鬱を散らすために、好きな曲のお話をします。

記憶は毒のように / 初音ミク(リメイク)

 いい音なんだ。うぅ……ってなる好きサウンド。電気を消した部屋の中から見上げた空に、自分には何が見えているのかという問いを飛ばす。でもさ、溶けることができるのなら、どこまでも溶けていけばいいんじゃないか。だって、感情が動いた記憶は、ずっと消えてくれないもん。だったらもう、抱えていけばいいんだ!

このままで。 / あすわど feat.初音ミク (original)

 駆け抜けた夏のような曲。夏という言葉を聞いて想起するものは、やっぱり青い思い出。青春は、空の色をしているだろうか。水の色をしている気もする。なぜこういう風に感じるのか、それはなんとなくわかる。きっと、青い春に溶けている感情は、混じりけのない透明なんだ。

(That's still)up in the air【ボカロオリジナル】

 浮遊感とタンバリン好き。実写ではない映像だからこそ出せる味というのを感じたね。形式化されている、あえて言うならば記号のような要素。誰の心の中にもあるような、いわゆる原風景。誰でもない少女という偶像が、自分の奥にある思い出を刺激する。目に映る形骸と、耳に沁みるやさしい音が、情緒と余韻をもって、やわらかく包み込んでくれる。

CCSS / 初音ミク

 最初の二秒で惚れてしまった。んーこういうの好き。こういうさわやかサウンドを聞いたときにする自然な笑顔が、人生を豊かにする秘訣なんだと思う。右のギターほんと好き。積鬱なんて飛んでいけ!
 ラーメンタイマーらしいのでそういう用途にもいいですね。

夢に出てきただけなのに / 初音ミク

 かっこいい曲ばかりだから、かわいい曲も。最初に抱いた印象は、こんな歌詞絶対書けないだった。だって、自分の中にない「あーなんかそういうのあるかも」っていうのが、次々出てくるんだもん。自分にないものって、やっぱりすごいと感じる。そういうのを抜きにしても、音たちの抜け目ない一体感がすごい。

瀬名航 - 疲れたからさ feat.初音ミク / Wataru Sena - I'm tired, so… ft. Miku Hatsune

 いい音。あぁ……ってなる曲。こういうのを爽やかな感じにするのがとても好き。吠えているようでもあり、言い聞かせているようでもある。真っ暗な部屋で、音が途切れて訪れる空虚におびえて、何度も聞いてしまう感じ。そうしてこの曲は、何度も何度も沁み込んでくるんだ。

流星を探して / にっくきゆう feat.初音ミク

 これはたぶんライブの最後で流れる曲。楽しかったライブもこれで終わりだっていう状況で、若干しんみりもありつつだけど、でも前向きに締めることのできるやつ。曲中にちょっと涙ぐんだりできたら、それはもう一生ものの思い出よ。ライブなんて一回も行ったことないけど、きっとそう。

 終わり。