ダメなものをダメって言うだけではダメ
「これこれ、こういうところがダメだから売れないと思うんです」
「お客様からは、ここがダメそうだから買わないと言われてます」
こういうところがダメだから、ああいうところがダメだから・・・
社内の人間にも、よく言われます。
ダメならダメなところ直せばいいのかもしれません。
でも、もうすでに製品としてそこにあるんだから、改良といっても何ヶ月もかかります。
その間はその製品は売れないのか?
こういうの嫌いです。
多分、小学校中学校あたりのホームルームとかの時間に
「○○君が、掃除の時遊んでいてちゃんとやってませんでしたー。ダメだと思いまーす」
「xx君は、いつも授業中に落書きをしています。いけないと思いまーす」
どうも「ダメな部分を正す」「ダメな部分を無くす」というのが比重として多いような教育というか、しつけをされすぎているんじゃないかと思うんです。
いま、そこに存在しているものは「全てダメ」なものは一つも無いはずです。
物も、人も。
必ず良い所があります。
いいところを徹底的にアピールする。
それがダメなところをカバー出来るくらいなら、少しくらいダメなところがあってもいいじゃないですか。
世の中完璧なものなんて無いんです。
いいところ見つけて、伸ばしませんか?
いいところ見つけて、主張しませんか?
いいところを見つけて、それを主張していくってのは気分的にもポジティブです。
ダメなところを見つけて、ダメだダメだって言ってるのはネガティブです。
どっちが気持ちいいですか?
ダメなものを放っておけというわけではないです。
でも、ダメなところをすぐになんとか出来ないなら、いいところを主張したり伸ばしたりしたほうがいいじゃないですか。
と、俺は思います。
あ、投げ銭にしてみましたw
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