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マルティンスターク

愛馬だったマルティンスターク。

去年・2023 9月に亡くなっていたという情報を得て驚きました。
私が出資した競走馬の中ではとにかく堅実で(JRA4勝)
これといって大きなけがもせず、釜山ステークスではハンデの恩恵と
展開の恩恵もありましたが、ナリタクリスタルの3着。。。
あのレースは惜しかった。ナリタがもうちょっと渋滞にはまって
ごたごたしてくれていたら、勝ってたはずだ。と今でも思ってマス。
晩年は札幌で重賞(クイーンステークスG3)にも出走したり
3歳時にはG1・秋華賞へ出走まであと一歩というところで来ていたり・・・
代わりに出走したというと聞こえはいいですが、堀川特別で
きれいな追い込みで勝ってくれたり。

本当にすごく活躍してくれた「いい牝馬」でした。

出資理由は、引退後、母馬として後世にその血を残してほしいなぁ、
残してくれるだろうなぁ、と感じたので・・・です。
ん?!と思われる方が多いはず。だって、繁殖牝馬として残るには、
ある程度成績を残さないといけない。
あるいは、良血である・・・・
実際4勝してくれたし(4-2-3-20)、獲得賞金だって6900万ちょっと。
あのクイーンスプマンテにだって勝ってます(2008・堀川特別)。

デビュー前から引退後のことを考えて、出資を決めるということを
そんな馬主経験初期の段階でやっちゃってました。

実は競走馬としての能力よりも、母馬としての活躍に期待していたというのが本音だったのです。ただし、中央でそれなりに活躍しないと(3勝)
キャロットからは募集がかからない、かかりにくいということを全く
考えに入れていなかったというのは・・・・秘密です。

とにかくバランスがいい配合なので、どの種牡馬をある程度いいレベルの子供たちが出てくるはずだ・・・と。

この考えは、おそらく正解だったと自負しています。

実際、子供たちも、JRAで合計13勝してくれましたし、
地方へ転厩しても勝ち星を積み上げてくれました。

エングレーバーは、ダービーまであと一歩(プリンシパルステークス2着)というところも経験させてくれましたし、現役では、アルトシュタットがオープンクラスへあと1勝まで来ています。ローゼンモンタークは骨折して長期休養中ですが・・・・こっちに関しては、絶望的な位置です。

DSのダービースタリオンには競争相手としてマルティンスタークが登場しましたし、その産駒でもニンテンドースイッチ版のダービースタリオンの
中に競争相手としてエングレーバーが出てきます。

馬主やってて、ほんとに重要なポイントとなる馬であったことは
間違いないですね。そういう大事な馬でした。

残された馬たちが、マルティンスタークの血を後へ後へ
引き継いでいってほしいものです。

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