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胸くそストーリすぎてやばい芥川賞受賞作「おいしいごはんが食べられますように」(高瀬隼子著)

こんにちは、婚活アドバイザーの大西明美です。

今回、社員から勧められて読んだ芥川賞受賞作、なかなかの胸くそストーリっぷりに読後感の悪さがやばかったですw

社員から聞いていたんですよね。
「大西さん、かなり登場人物全員意地悪orくそすぎるから覚悟してください」と。

いや〜、、、
胸くそ度は叫び声出るレベルやないかいw

タイトルと表紙みると、
ほっかほかのおいしいごはんを食べながら笑い合う男女みたいなイメージだったのに・・・。真逆すぎてヤバい。

おいしいごはんが全ての不幸を生み出すというとんでもない作品です。

本当にヤバいのが芦川さんという女性だった。

パワハラがダメだ、社員に無理をさせてはいけない、みたいな今の時代に生まれる静かなるモンスター・・・。

  • 残業をさせると翌日から数日休むので、周りが残業をさせないように帰らせる。

  • 難しい仕事が自分に回ってくると頭痛がすると早退をして他の人に押しつける。

  • 社外研修は当日必ず休む。

  • クレームの電話には自分が担当でも出ない

しかし、一方で

  • そのお詫びにおいしいおやつを作って会社のみんなに配る。

  • パートさんにも分け隔てなく優しく、オジさん上司のセクハラも優しく受け流す

モンスターは味方につけなければいけないものを全て味方につけるので、弱くてめっちゃ強い力を手にする。

続きはもっと胸くそなのでぜひ見てみてくださいw

弱さに力が与えられると真面目な人には暴力になることがよくわかる話でした。

なんだか、被害者が私の会員に見えてきましたw


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