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ITパスポート試験勉強ノート No.6 業務分析・データ利活用(1) 業務の把握 | 大人の学び

ITパスポート という国家試験の勉強を始めました。

「試験勉強ノート」を作るつもりで、自分が新たに知ったことを書き留めていきます。

シラバスで示される用語(=重要な概念)とその意味を整理します。
大学受験で言えば、山川出版の社会科用語集『一問一答』シリーズのイメージです。チェックリストとしてお使いいただけるかもしれません。

項目中の★印は、現時点での最新版(2024年10月試験)で導入されたことを表します。 
シラバス掲載ページはこちら↓


この試験、内容は大きく分けて次の3つです。
①ストラテジ(経営戦略)系
②マネジメント(管理)系
③テクノロジ(IT技術)系

シラバスの順に従って、今回は、
① ストラテジ(経営戦略)系
> 2. 業務分析・データ利活用  
> (1) 業務の把握
の勉強ノートです。


(今回の範囲には新たに追加された項目はありません。)
用語例としてあげられたものに解説をつけていきます。

⬛︎ 業務分析・データ利活用

(1) 業務の把握
・業務内容を把握するための,情報収集及び業務フローなどのビジュアル表現
【用語例】 
アンケート

人々の意見を調査するために、同じ質問多数の人々に出して、回答を求めること。また、その質問。また、そのような調査方法。

コトバンク 精選版 日本国語大辞典
https://kotobank.jp/word/アンケート-429154#goog_rewarded

インタビュー(構造化,半構造化,非構造化)

半構造化インタビューとは
半構造化インタビューとは、「あらかじめ質問項目を定めておき、回答内容に応じてその心理を掘り下げていく調査手法」です。調査手法としての大きなポイントは、以下の通りです。

● 調査する目的が比較的明確になっている
  例)商品開発、サービス改善、ブランドイメージ把握など
● 大まかな質問内容を事前に設定する
  例)「商品購入を検討しはじめたきっかけは?」「商品に不満を感じる点は?」など
● 回答者から得た答えを、インタビュアーの裁量で深掘りする
  例)「少し使いづらさを感じます。」→「どんな時に使いづらさを感じますか?」など

半構造化インタビューは、調査したい内容を効率的に深掘りできるという特徴があります。質問項目が明確になっているため、アンケート調査のような集計結果が得られるとともに、筆記では敬遠されがちな自由回答を引き出すこともできます。また、事前に知りたいポイントの仮説を立てておけば、インタビューを通して検証することも可能です。

構造化インタビュー、非構造化インタビューとの違い
「半構造化インタビュー」と比較されるインタビュー手法に、「構造化インタビュー」と「非構造化インタビュー」があります。ここではこれらとの違いについて解説します。
①構造化インタビューとの違い
構造化インタビュー」とは事前にインタビューする項目を明確に定めておいて、その項目通りに回答を得る調査手法です。例えば、アンケート調査票に記載されているような内容をそのまま口頭で質問して、回答を集計していく形式です。アンケート調査票に記載されているような内容を質問するところは共通ですが、そこから得た回答についてより深掘りしていくのが「半構造化インタビュー」となります。
 例:構造化インタビューの場合
 
質問「所有している掃除機はどこで購入されましたか?」
 回答「TV通販で購入しました。」
 例:半構造化インタビューの場合
 
質問「所有している掃除機はどこで購入されましたか?」
 回答「TV通販で購入しました。」
 質問「なぜTV通販で購入されたのですか?」
 回答「普段はネットショップで検討することが多いのですが、たまたまTVで見かけた実演に感動して、すぐに注文してしまいました。」
 ※相手の回答に応じて、より詳しい状況や心理を深掘りしていきます。

②非構造化インタビューとの違い
非構造化インタビュー」とは事前にテーマだけを決めておいて、インタビューする項目を定めないで回答者から自由な意見や考えを引き出すインタビュー形式です。調査する内容の情報が少なくて「調査項目を明確にできない」「仮説をうまく立てられない」「調査設計するためのヒントが欲しい」という場合に適切なインタビュー手法です。
<略>
そのため、非構造化インタビューは、半構造化インタビューよりも回答者から幅広い意見を得られるというメリットがあります。その一方で「話が本来のテーマから大きくずれてしまう」「インタビューが長時間になりやすい」「明確な結論を導き出しにくい」などのデメリットがあります。

アスマーク 
https://www.asmarq.co.jp/column/column-cat/glossary/qualitative3/semi-structured_interview/

フィールドワーク

現地での実態に即した調査・研究

コトバンク 小学館デジタル大辞泉 
https://kotobank.jp/word/フィールドワーク-122846


今回は短いですが、次項はキーワードが多いので欲張らずにここで留めておきます。


次回は、
①「ストラテジ(経営戦略)系」
>「2. 業務分析・データ利活用 」
>(2) 業務分析と業務計画
についての予定です。

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