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#18 Googleが実践する「20%ルール」とは?

2024年4月30日、Podcast番組「Oh my week」第18回を配信しました。
今回は「Googleが実践する「20%ルール」とは?」についてお話ししました。

↓全文テキストは下にあります。

西野誠
1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業し、日本初の歯科矯正D2Cブランド「Oh my teeth」をローンチ。ユーザー数は3万人を突破(2024年4月時点)。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。


Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけた「Oh!」な出来事・トピックを 緩く掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。今日はちょっと私から持ち込み会で、お話ししたいテーマがあるんですけど。 タイムマネジメントについて西野さんに相談したいです。

Nishino:一番苦手そうな

Akari:いやいやいや!一番得意じゃないですか。 例えば何か仕事+αで副業を始めたいとか、資格を取りたいとか。その時間をどういうタイムマネジメントして作っているのか知りたいです。というのもおそらく西野さんも起業される時に、正社員をやりながら準備をされたのかなと思っています。実際にどうやってやっていたのかを聞きたいです。

Nishino:答えになるか分からないのですが、20%ルールって聞いたことありますか。僕は前職がワークスアプリケーションズという会社だったのですが、 そこでよく言われたのが スカンクワークです。聞いたことありますか?

Akari:スカンクワークって動物の?

Nishino:そうそう、動物の名前もあるんだけど。 意図的に20%の時間は業務以外のことしていいよというルールがあったんですよ。元々はGoogleから来ていて、Googleのイノベーションは大体スカンクワークから生まれているという話がありますと。 つまり本業の延長線上には基本的に大きなイノベーションはないっていう考え方ですね。新しい革新的なことは、意図的に頭を切り替えないと難しいから、制度としても「20% はスカンクワークしてください!」ということが会社では決まっていました。

会社からそういう風に言われていたのは結構よかったです。 それをちょっと起業に充てたとは言えないんですけど、どちらかというと社内システムを作るとかプロジェクトをやっていました。当時は社内のWikiみたいなのを作っていて、今々の業務とは全然関係ないのだけれども会社にとってはいいだろうというものを作っていました。

Akari:そういうシステムが会社自体にあるとめっちゃいいですね!

Nishino:いいと思います。ただ、自分自身でも決める話だと思ってて、2割は自分の時間に使うんだっていう意思を持つことが大事です。

Akari:2割って結構でかいですね。5分の1じゃないですか。

Nishino:そう。だから週5働いたら1日。数字のトリックも大事だと思っていて、そのぐらいの認識でいれば2割届かなくても1割は達成できると思っています。実際にスタンクワークをやることによってイノベーションが起きましたとか、こういうことが起きましたっていうのを経営層からも話が挙がっていたというのも大きかったなと思います。

Akari:よく言われる重要度は高いけど、緊急度はめっちゃ低いみたいなことですね。

Nishino:そう、それ難しいですよね。難しいけども2割やるし、そのおかげで Googleの広告とかの仕組みも生まれたらしいんですよ。

Akari:すごいです!Googleの人たちがやってるって思ったら自分らも20%くらい 年出しろよって感じになりますね。

Nishino:たしかに。笑 でもそれは逆説的でもあると思ってて、世の中に120%ルールってのもあります。これは100%本業で、20%上乗せで頑張ろうよっていう考え方です。僕は結構こっちもいいかなとは思ってます。今のあかりさんはすごいポジティブな意見だったと思います。だってGoogleの天才だから2割使ったらアドセンス生まれるけど、我々はその2割使ったとしても本当に生まれるのだろうかみたいな捉え方の人もいそうですよね。

Akari:捉え方ですね!笑

Nishino:そういう方には120%理論の方がフィットするんじゃないかなと思いました。つまり、100%全力でやった上でもう20%で新しいことに挑戦するという。目標とかタイムマネジメントにおいて、絶対大事なのは期限を決めること。それと同じように数字で2割使わないといけないとか意識的にすることで、どんどんイメージできてくると思います。

Nishino:サイバーエージェントの人事統括の狭山さんが言ってた目標の立て方の話を聞いたことがあって。キャッチーな数字を使ったりいい目標って覚えられないと意味ないと。なので、 20%ルールだって頭に浸透させると意識して、実際に行動に移れるってことだと思う。まず形から入って結果的に行動できるならそっちの方がいいじゃないかって思ってます。

Akari:そうですね!やっぱ認識とか認知とかって、潜在的にできるって思うためには大事ですもんね。いやー絶対120だな。100をやった上で20やらないと、本業もおろそかになっちゃいそうなので!

Nishino:そうですね!「20%使うんだ!」と決めてやるのがいいんじゃないでしょうか。

Akari:ありがとうございます!そうします!!
ということでこういう私の相談会とかも今後 即興で挟んでいければと思ってるのでよろしくお願いします。

Nishino:よろしくお願いします。あとハードル上げるの嫌ですけど、もし「これ聞いてみたい」「僕とかAkariさんに聞いてみたい」っていうのがあれば ぜひ「#ohmyweek」をつけてぜひぜひ送っていただけたらお答えします!

Akari:はい!お願いします。本日も聞いていただきありがとうございました!Oh my weekは毎日朝8時に配信を頑張ってますので、ぜひまたお聞きいただけると嬉しいです

Nishino・Akari:ありがとうございました ありがとうございました !

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