16_ヒューズ

新年早々、NV350の左のライトがつかなくなった。生意気にも(すまない)この車はHID車。バラストの不具合を疑った。点いていた右のライトを外し、左に付けてみる。「点かない…」点かなくなった左のライトを右に付けてみる。「点かない…」こうなると左はライトだけでなく回線も問題箇所となる。回線を疑うときは、先ずチェックする箇所がある。そう。やはりヒューズが切れていた。

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左が正常なヒューズ、右が今回逝った代物

ヒューズってのは今さらではあるが、それはそれは良くできた発明品で、規定値以上の電流が流れると、その過電流をその先の回路に流すまいとして自ら命を絶ち(大げさだが嘘ではない)、回路全体を守る優れもの。今回キレたのは(あの時、実は長州は、少しだけマジでキレた、と俺は思っている。あの試合をYOUTUBEで見てみると良い…完全に逸れたが、ホントにそう思うんだわさ)15A(アンペア=電流の単位じゃ)だから、それを超える結構な電流が(当たり前だが)流れたわけだ。(ヒューズ君、新年早々申し訳ない)しっかし、ヒューズってのは、なかなかな発明だと感心したのもつかの間、整備しづらさに定評(大好きな日産よ、すまない…)のあるこの車。ヒューズボックスからこのヘッドライト用15Aヒューズをぶち抜くのに一苦労。ディーラの整備士さんは、この狭いスキマに差し込む特別な工具でも持ってるんだろうか…と考えてしまうほど。新年早々、指先と頭を結構使ってしまった。余談だが、もちろんキレたわけではない。

で、大事なのは、「なぜ15Aを超える過電流が流れたか」なわけだ。バラストを外したら少し濡れていた。ってことは漏電?!が原因か。ライトの”側”からの水漏れの可能性大。(前からその”気”はあった)アップガレージで仕入れたライトASSYを組み込み(つまりライトを交換。ただし手にいれたライトには、配線が無かったので現状の物から移植=無駄に大変だった)、バラストも別品に変えて組み立てる。

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寒いからと買った珈琲はボタンを間違えてまさかのCOLDだった。新春早々、いい感じのスタートだ。

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グリルとライトがないと少々間抜けな顔立ちのE26キャラバン

で、点灯式。ちゃんと点くじゃんかぁー。切れたヒューズを屋根に放り投げ(嘘です。下の歯じゃないんだから。)一件落着となりやした。ついでにエンジンルームを空けたらLLC(格安航空会社ではない。ラジエーターの冷却水じゃ)のリザーバータンクがほぼ空。(見てよかった)少しこぼしながら、きっちりMAXまで足しておきました。という訳で、2021年1月4日は整備の日となりました。

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