Be Yourself

〜自分らしく輝いて人生を変える教科書〜 著・川原卓巳

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー英語の「be」とは「ある」「いる」という意味。
何かを「する」のではなく、自分はどう「ある」のか。
これからは「do」から「be」の時代へ転換すると言われています。
これまでの時代は、自分がどうありたいかは問われず、社会が求めるように行動することが歓迎されてきました。あるいは、自分ではない誰かになろうと努力することが奨励される時代でもありました。(本書より引用)
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この文章を読んで感じたのは、時代は変わり、
「自分の正解を自分で見つけること。」
そして、
「自分らしく輝くにはどうすればいいのか。」
本書にはこのヒントがたくさん書かれているということ。

それも、簡単な5ステップで書かれているのでとてもわかりやすかったです。
1 自分を知る
2 自分を活かす
3 自分を発信する
4 環境を変える
5 自分を磨き続ける

この中で私が最も感銘を受けたのは、
2 自分を活かすの「脱マウンティングのススメ」というところ
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自分を活かすゴールとして「1番」を目指す必要はありません。
「2番や3番で十分だよ。」ということではなくて、ランキングそのものに意味がないのです。自分を活かすのに、上も下もないと思いませんか?
僕たちは慣れすぎてしまったのだと思います。「上に行くほどいい」という考え方に。でも、実際はそうではなく、それぞれの場所にそれぞれの幸せがある。
(中略)
てっぺんを極めた人だけが誰かの役に立つわけではなく、むしろ圧倒的に多くの人の役に立つのは、もっと身近な目標を達成した人の方です。
「Be Yourself」で生きていく世界にマウンティングは不要です。
どちらがすごいか競うのではなくて、「どっちもいいよね」とお互いの違いを認め合える世界の方が、ずっとヘルシーでピースフル。僕はそういう世界をつくりたい。(P95)
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私はこの世界観にもの凄く共鳴したのです。
お互いの強み、個性を活かして他の人と手を取り、助け合いながら生きる世界。
そこに上下はなく、みんなフラット。
私が感じていたことをとってもわかりやすく言語化してくれていました。

最後に、私も含めて、やりたいことはあるけどなかなか踏み出せないという人へのエールで終わりたいと思います。
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「ちょっと詳しいです。」くらいでもいいから、まずは自分の好きを活かしましょう。そんなあなたの力を待っている人もいます。
ひとまず、誰かと自分の差を測ってはため息をつく苦しさとは、もうサヨナラ。息を切らさず歩いていける場所で生きていきましょう。(P96)
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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