ワーホリ の話 お金の失敗の話
どうも、オーカズです。
今回は、僕がお金で失敗した話をします。自分では、あの頃はとても怒ったけど、今思い返せば面白いです。(笑)
*1
1つ目はジョニー(仮名)にお金を貸したりおごってしまった話です。彼はオーストラリア生まれの45歳の男でした。
彼は定住する場所が無く、時にビーチでテント生活したり、バックパッカー宿で生活したりするスタイルを20年ほどしていると言っていました。
彼のクレイジーな点は、人に物を奢らす技術と話術です。
彼の事を昔から知る人に後から聞いたのですが、彼は仲良くなった人にご飯を奢ってもらったり、時にはお金を借りたりするが、返す事はないそうです。しかも人からお金を借りたり奢ってもらう生活を10年以上続けているみたいでした。
僕はダーウィンという街に来てすぐバックパッカー宿で彼と出会って、共通の趣味があったので、2ヶ月ほどずっと一緒に遊んでいました。
僕は基本英語の勉強代と思って、仲良くなった人に自分のビールやタバコをあげたりしていましたが、それで特に(良いカモだ)と思われていたかもしれません。お互い一ヶ月ほど仕事をしていなかったのですが、僕はバナナ農園時代に結構貯金をしていたのでお金を持っていて、結構奢ったりしていました。
自分の常識的には、いつか何らかの形で返してくれるのだとおもっていたのですが、日本人とか外国人とか関係なく、その考え自体が間違っていると後で気付きましたね🤣
彼は、最初は「お金が今無くてきついから、きょはランチ抜きにしよう」とかいうので可哀想だから奢ってあげたりしていましたが、後の方になってくると、直接お金を貸してくれと言ってきたり、それを断ると別の人経由でお金を借りようとしてきました。
やり方は、仲良くなった女の子に「あの日本人から20ドル借りてきて欲しい」というのを何人もの女の子を使って言ってくるのです。さすがにあからさま過ぎて断っていましたが、それほどに舐められていたんでしょうね(笑)
それでも、彼のコネで漁師の仕事を紹介してもらえることになったので、その後も奢ってあげたりしていましたが、またいつか詳しく書きますが、警察が宿に来て彼は連行され、逮捕されて刑務所に一年ほど入れられていたので、僕の被害は500ドルほどで済みました。
逮捕自体は後々冤罪だと分かったのですが、僕的には色々人に迷惑をかけたバチが当たったのだなと思いました。(笑)
よく「お金を貸す時は返ってこないつもりで貸せ」という事を耳にしますが、それを身をもって実感しましたね。。。
*2
2人目はカナダで出会ったメキシコ人のホセ(仮名)に騙された話です。
彼は僕が住んでいたシェアハウスの管理人かつシェアメイトであり、仕事仲間でした。
僕がこの家に引っ越した当時、あまり仕事がなく給料が少なかったのですが、その時にホセが自分と働こうと言ってくれたので一緒に働くことになりました。
ホセはもともとメキシコ生まれメキシコ育ちだそうで、20歳の時に飛行機で来て以来、ずっと滞在している移民でした。最初はビザが無いのに滞在する、いわゆる違法移民だったが、カナダ人と結婚して市民権を取ったそうです。
引っ越してきてからすぐ彼の一人会社の従業員という形で働き始めました。
仕事内容は、建物の壁や屋根、コンクリート等を高圧洗浄機で綺麗にしたり、窓掃除、植物の植え替え等、おうちのメンテナンスのような物でした。
彼はこの仕事においては非常に能力が高く、お客さんの要望に応じて様々な仕事をこなしていて、僕もそれを習いながら手伝っていました。
給料は時給で17ドルほどあり、周りのカナダ人よりも高くもらっていて、その日払いや週払いで、条件は悪くありませんでした。
ですが一ヶ月ほどした時ぐらいから、今週分は待ってくれと言われるようになり、後でそれが払われたと思ったらまたちょっとだけ待ってくれと言われるようになり、半年が経ちビザが切れるので日本に帰る事に頃には1700ドルの給料が未払いの状態でした。
彼とは非常に仲が良く、彼にはお金を稼ぐ能力もあるので、必ず払うという言葉を信じて日本に帰国し、その後も時々支払いはまだか?という連絡をしていたのですが、ずっとあとちょっと待ってくれと言われ、1年ほど経ち、ホセからの連絡も返って来なくなったので完全におかしいと思い、カナダのお金の専門家の方に相談したところ、こういう賃金のクレームは一年経つと請求できないという法律がある事が分かりました。
ホセは最初から給料を支払う気がなく、後で払うと言って一年経つのを待っていたのでした。今思い出しても怒りがまた込み上げてくるぐらい悔しいですね。(笑)
-学んだ事-
この2件を通して僕なりに学んだ事は、簡単に人を信用しないことと、相手の言う事を100パーセント鵜呑みにしないという事、周りの意見も聞いてみるという事です。
お金を借りても返さない人や、給料を払わない人と言うのは、おそらくそういう風に育ったり、それが彼らの当たり前の行動なので、言っても聞かないだろうし、間違ってるとも思ってない可能性もあると思います。
なので貸した自分が悪い、そいつのとこで働いた自分が悪いのです。
そういった人達を見極める目利きが必要だと強く感じましたし、改めて、僕はそういう人にならないでおこうと、強く感じました。
皆さんも、特に外国人と働く場合などは、僕みたいな事にならないようお気をつけください。(笑)
ではまた!
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