NFサウナキャンプ感想
森、道、市場 2019 にて行われた、サカナクション主宰のカルチャープログラム「NF」とのコラボレーション企画【NFサウナキャンプ】へ参加してきました。
NFサウナキャンプとは?
・会場内のプール近くにテントサウナを10台設置。DJを楽しみながらサウナを楽しめる「音楽とサウナの融合体験」を提供。
・10台のテントサウナでは、それぞれ異なるアロマの香りを楽しむことができる。
フェスやサウナイベントの雰囲気は得意ではないのだけど、音にこだわったサウナに入りたい好奇心が勝りイベントへ参加を決める。
いい。真っ黒なテントサウナ、大量の薪が遊園地のプールに並んでいる特別感。
受付は12時からなので会場を散策して時間を潰す。
かなり可愛いメリーゴーランド。
12時になり受付と着替えを済ませ、さっそくテントサウナへ。
初回はもちろんフレッシュヴィヒタへ。
美しい。
テントサウナ内はロウリュなしでも十分熱く、2,3回セルフロウリュウをすれば乳首もげるんじゃないかって熱さまで簡単に上昇する。居心地よく音楽を聴くためにまったりな温度にするか、激アツを求めてロウリュするかはユーザー次第、思っていた以上に面白いテントサウナ。
フレッシュヴィヒタの香りは最初はあまりしなかったものの、いろんな人に使い込まれたからか、イベント後半にはテント外にも香ってくるほど濃厚な香りを放っていた。すごい。魚は鮮度が命で産地で食べるのがダントツで美味しいけど、ヴィヒタも鮮度がいいと香りが違うのかな?とれたてヴィヒタをその場のサウナで使い込みたい。
アツアツのテントサウナの後は目の前の浅プールへ。体感は20℃で物足りないと思う人もいるかもしれないが、NFサウナキャンプではそれがちょうどいい温度だ。仰向けでプールに浮かび、空を眺め、水越しに聞こえるフェスの音楽に集中する。心地いい。
プールからあがり、リクライニングチェアに腰掛けまどろんでいると、ステージ上で演奏しているサカナクション山口さんによる新宝島の弾き語りが聴こえてくる。
サウナと音楽の融合がこんなにも居心地が良いなんて…なんなんだここはと思わず呟いてしまう。
1セット目からあまみもでまくる。
黙々とサウナに入り続けてるといろんなお客さんとも一緒になった。同類だな思うサウナおじさんから、今回が初サウナの若い女性や親子とも。
ロウリュウ後にタオルを回してると、みんな真似してあおいでくれたり、地元に帰ったらサウナ行きます!と語ってる人がいたり、セルフロウリュでちょっと熱くしすぎたかなと心配したら最高ですね!と言ってくれたり。普段は避けているサウナでの知らない人とのコミュニケーションも楽しかった。
テントサウナでは交流が魅力のひとつということも心で理解できた。
サウナと休憩を繰り返しているうちに気が付けば日も暮れてくる。
青や緑の照明が雰囲気をガラッと替える。
サウナと香りと音と光。別世界。
煙も綺麗。
気づけば15セットも繰り返していた。フレッシュヴィヒタは別枠として、香りは、白樺、ユーカリ、松葉が好きだった。(ベタだけど)
はちみつレモンはそのまんまの香りで、サウナ内で香るとトーストの気持ちになれるので面白かった。
NFサウナキャンプを堪能しきったので、夜の遊園地を散策してから帰宅。
サカナクションの皆さん、サウナキャンプの皆さん、当日スタッフの皆さん、最高の空間をありがとうございました。
NFサウナキャンプでは今ここでしか体験できないサウナがあった。
来年も開催して欲しいのは勿論だけど、これをきっかけにフェスとテントサウナが各地に広まれば最高だな。
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