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【2023年5月17日】新卒の厳しい環境に感謝しています

新卒社員と話していると、頑張って整えてきた環境が当たり前のものと思われていることに、切なくなります。

新卒にとっての会社の環境というものは、いいものでも悪いものでも「そういうもんだ」と思うものですよね…。よくわかるだけに切ない…。

環境というものがそれなりに整っているからこそ、社員は業務に集中して高いパフォーマンスを出せるのでしょうが、整っているからこそ、甘えが出てしまうこともあるのではないかと思うところもあります。

私の今までのキャリアでは整っていないことが多かったと思うのですが、当時は特に不満でもなんでもなかったし、整っていなかったとわかった今はその環境に感謝しているところも大きいです。

例えば私が新卒で入った予備校では、休みは予習のためにあるもので、楽しみや体を休めるためのものではありませんでした。(もちろん仕事にそこまでコミットしなければ休みはそれなりに休める)

有休を知ったのは今の会社に来てからですが、当時知っていたとしても使おうとは思いませんでした。だって毎日授業があるし、代わりのきかない職業だし。(芸能人か…笑)

タイムカードというものがないので、残業代なんかありません。
そのうえ自宅での膨大な授業準備が必須だから、給料は働いた時間でもらうものじゃなくて、成果の分配金だと思っていました。

「残業代はもらわないと…」という話をたまに聞くと、時間で給料が出る仕組みのところで育つとこうなっちゃうのかな、と思いました。

自己研鑽は全部自分のためにやることだと思っているので、会社からの補助金が出ると聞いたときには衝撃でした。そして補助金が出る「から」やるやらないという発想にも衝撃…いい年して会社に欲しい物買ってもらっているのか…。

補助金なんか出なくたって、会社でドヤれるんだから全然還元するでしょ(笑)
そして、その還元のおかげで会社の売上や利益が出て、私の貢献度に基づく分配金の増加があれば、それで十分。

私の今の価値観は、新卒の厳しい環境のおかげ…。


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